特許
J-GLOBAL ID:200903042883610725

溶媒脱アスファルトおよびガス化の一体化を構成するアスファルト及び樹脂生成

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  安藤 克則 ,  池田 幸弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-521611
公開番号(公開出願番号):特表2004-525989
出願日: 2001年04月13日
公開日(公表日): 2004年08月26日
要約:
この発明には、溶媒脱アスファルト工程とガス化工程の熱一体化、及び、溶媒、脱アスファルト化石油(ODA)及び樹脂を含む溶媒溶液から樹脂相を分離するための改良された方法が包含される。この改善された方法には、前記溶媒溶液から樹脂を沈殿させるようにこの溶媒溶液を加熱し、次いで、この溶媒溶液から樹脂といくらかの溶媒を分離することが包含される。この操作により、樹脂生成物と、DAO及び残余の溶媒を含む混合物が製造される。次いで、このDAO/溶媒混合物を、沸騰のための熱源としてガス化ユニットからの廃熱を用いて、溶媒の一部を蒸発させるように沸騰させる。蒸発しない溶媒を含む樹脂-フリーのDAO生成物を残して、蒸発した溶媒をDAO/溶媒混合物から取り除く。気化された溶媒を、前述の溶媒溶液の加熱と樹脂-フリーのDAO/溶媒混合物の予熱に使用する。この溶媒溶液加熱工程とDAO/溶媒混合物予熱工程は、通常、直列に行われ、DAO/溶媒混合物が沸騰工程に先駆けて最初に予熱され、冷却された気化溶媒画分が残される。次いで、冷却された気化溶媒画分は、樹脂分離工程に先駆けて溶媒溶液へ熱を提供するのに使用される。脱アスファルト工程で回収されたアスファルトは、ガス化工程の供給原料として使用される。
請求項(抜粋):
脱アスファルト石油、樹脂、および溶媒を含む溶媒溶液から、樹脂と溶媒を除去する方法において、 a)樹脂が沈降するように、前記溶媒溶液を加熱し; b)その溶媒溶液から樹脂を分離して、樹脂製品及び脱アスファルト石油と溶媒を含む混合物を製造し; c)溶媒の一部を蒸発させるように前記混合物を沸騰させ;そして d)気化溶媒画分を混合物から除去して、樹脂フリーの脱アスファルト石油生成物を残すこと を含む、脱アスファルト石油、樹脂、および溶媒を含む溶媒溶液から、樹脂と溶媒を除去する方法。
IPC (2件):
C10G21/14 ,  C10J3/02
FI (2件):
C10G21/14 ,  C10J3/02 D

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