特許
J-GLOBAL ID:200903042885413390

遠隔相談システムにおける共有情報制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315920
公開番号(公開出願番号):特開平10-162061
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】遠隔対話システムにおいて,利用ユーザの役割を考慮し,ユーザの役割に応じた共有情報の表示方法とその共有情報に対する操作方法を制御する方法を備えた遠隔相談システムにおける共有情報制御方法を提供することである。【解決手段】本発明では,顧客端末と職員端末との接続管理と共有情報管理機能を有する非対称共有情報管理サーバを備える。上記サーバは,予め取得した端末ユーザのID情報に対応する予め蓄積した過去の履歴のユーザインターフェイスを参照し,顧客側端末の共有情報の表示形態と操作ツールに対する職員からの変更操作コマンドを受け付け,上記のコマンドに対応する共有情報の表示形態と操作ツールのユーザインターフェイスを構築し,表示するステップを備えることを特徴とする。
請求項(抜粋):
通信ネットワークで接続された一つ以上の顧客側端末,一つ以上の職員側端末から構成され,顧客側端末は,顧客の操作を受け付け,情報検索,手続き,職員側端末の職員との相談などのサービスを提供し,職員側端末は,職員の操作を受け付け,顧客側端末の遠隔操作,顧客側端末を操作する顧客の監視,顧客との相談などの業務サービスを提供する遠隔相談システムにおける共有情報制御方法であって,顧客端末と職員端末との接続管理と共有情報管理機能を有する非対称共有情報管理サーバを備え,上記サーバは,(1)顧客端末に顧客がログインした後,顧客端末の通信相手となる予め決められた職員端末との通信コネクションを確立するステップと,(2)顧客側端末と職員側端末の共有情報を管理し,各端末ユーザに応じた形態で共有情報をそれぞれの端末に送信するステップと,顧客端末あるいは職員端末からの相談要求コマンドを受け付け,顧客端末と職員端末との接続が完了した後,職員端末からの共有情報の読み込みコマンドを受け付けると,(3)予め取得した端末ユーザのID情報に対応する予め蓄積した過去の履歴のユーザインターフェイスを参照するステップと,(2)ユーザインターフェイスの構成要素となる共有情報の表示形態と操作ツールを初期状態として設定するステップと,(3)個々の端末ユーザに適したユーザインターフェイスを作成し,表示コマンドを各端末に送信するステップと各端末が,上記表示コマンドに対応したユーザインターフェイスを表示した後,上記サーバが,(4)顧客側端末の共有情報の表示形態と操作ツールに対する職員からの変更操作コマンドを受け付けるステップと,(5)上記のコマンドに対応する共有情報の表示形態と操作ツールのユーザインターフェイスを構築し,表示するステップと,(6)変更した顧客側端末のユーザインターフェイスの構成要素となる表示形態と操作ツールを現在の状態として設定するステップと,(7)変更した顧客側端末のユーザインターフェイスの構成要素となる表示形態と操作ツールを履歴として保存するステップを備えることを特徴とする遠隔相談システムにおける共有情報制御方法。
IPC (2件):
G06F 17/60 ,  G06F 15/16 370
FI (2件):
G06F 15/21 Z ,  G06F 15/16 370 N

前のページに戻る