特許
J-GLOBAL ID:200903042888110178

自家用発電設備の逆潮流防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-027038
公開番号(公開出願番号):特開平11-299109
出願日: 1999年02月04日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で安価に負荷変動による電力供給側への逆潮流を防止することができ、寿命の長い装置を得ること。【解決手段】電力供給側1の電力供給用連系遮断器5に流れる電流を検出する電流検出器13と、電力供給側1の電力供給用連系遮断器における電圧を検出する電圧検出部21と、自家用発電設備2の自家用負荷9に並列接続されたダミー負荷18と、自家用負荷とダミー負荷との間に設けられたサイリスタ23と、電流検出器が検出した電流と電圧検出部が検出した電圧から逆潮流電力の発生を検出し、逆潮流電力量を演算すると共にその逆潮流電力量に基づき必要なダミー負荷量を演算し、そのダミー負荷量に対応したダミー負荷に電流を流すための点弧指令と急激に減少した負荷の負荷量に見合った発電機の発電量に至る間は発電機の低減する発電量に対応させてダミー負荷量を減少させる点弧時間低減指令を出力する制御装置25と、制御装置の点弧指令と点弧時間低減指令に基づきサイリスタを点弧させると共に点弧時間を制御する位相制御回路24とを備えてなるものである。
請求項(抜粋):
電力を供給する電力供給側に接続された電力供給用連系遮断器と、電力供給用連系遮断器に分岐線を介して接続された自家用発電機と、分岐線に設けられた自家用連系遮断器と、自家用発電機から主として電力を供給される自家用負荷とを備えた自家用発電設備であって、電力供給用連系遮断器に流れる電流を検出する電流検出器と、電力供給用連系遮断器における電圧を検出する電圧検出部と、自家用負荷に並列接続されたダミー負荷と、自家用負荷とダミー負荷との間に設けられたスイッチング素子と、電流検出器が検出した電流と電圧検出部が検出した電圧から逆潮流電力の発生を検出し、逆潮流電力量を演算すると共にその逆潮流電力量に基づき必要なダミー負荷量を演算し、そのダミー負荷量に対応したダミー負荷に電流を流すためのスイッチオン指令と急激に減少した負荷の負荷量に見合った発電機の発電量に至る間は発電機の低減する発電量に対応させてダミー負荷量を減少させるスイッチオン時間低減指令を出力するスイッチ制御装置と、スイッチ制御装置のスイッチオン指令とスイッチオン時間低減指令に基づきスイッチング素子をオンさせると共にスイッチオン時間を制御するスイッチ制御回路とを備えたことを特徴とする自家用発電設備の逆潮流防止装置。

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