特許
J-GLOBAL ID:200903042892388440

弾性表面波フィルタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-258402
公開番号(公開出願番号):特開平7-115346
出願日: 1993年10月15日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】挿入損失及び周波数特性を一層改善した2段縦続結合型弾性表面波フィルタ装置を提供する。【構成】圧電正基板(10)上に第1及び第2のフィルタ段の各変換器を弾性表面波の伝播軸線が互いに平行で同一となるように配置する。第1フィルタ段(11)と第2フィルタ段(12)の接続の中点を、基板を収納支持するパッケージ(30)の弾性表面波の伝播方向の中点に配置したボンディングパッド(34)とする。そして、第1フィルタ段の受信側変換器の正電極(19)及び第2フィルタ段の送信側変換器の正電極(21)をそれぞれボンディングワイヤを介して前記ボンディングパッド(34)に接続し、これら正電極を相互接続する。このように接続配置することにより、第1フィルタ段と第2フィルタ段との間の中間接続点から見て信号入力側及び信号出力側を鏡像関係となるように設定することができる。
請求項(抜粋):
圧電性基板と、この圧電性基板上に形成され、インタディジタル型の送信側変換器及びインタディジタル型の受信側変換器をそれぞれ有する第1及び第2のフィルタ段と、複数のボンディングパッドを有し、前記圧電性基板を収納するパッケージとを具え、前記第1及び第2のフィルタ段の送信側及び受信側変換器を、各フィルタ段における弾性表面波の伝播軸線が互いに平行になると共に弾性表面波の伝播方向が互いに一致するように配置すると共に、第1フィルタ段と第2フィルタ段とが弾性表面波の伝播方向と直交する方向において互いに重り合うように配置し、前記第1フィルタ段の送信側変換器を、その正電極のバスバーが前記圧電性基板の一方の端縁と直接対向するように配置し、前記第2フィルタ段の受信側変換器を、その正電極のバスバーが前記端縁と反対側の端線と直接対向するように配置し、前記第1フィルタ段の受信側変換器の正電極と第2フィルタ段の送信側変換器の正電極とをボンディングワイヤを用いて相互接続したことを特徴とする弾性表面波フィルタ装置。
IPC (2件):
H03H 9/64 ,  H03H 9/145

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