特許
J-GLOBAL ID:200903042893186492

プロテクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大和田 和美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-054385
公開番号(公開出願番号):特開平10-257629
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 構造が簡単で、しかも、専用の治具を用いることなく簡単に車体パネルから取り外すことができるワイヤハーネス用プロテクタを提供する。【解決手段】 剛性材からなる保護部材10aの上板11の外面内のワイヤハーネスの軸線に平行な軸線16を隔てた一方の領域の軸線16近傍位置に係止片12a、12cを、軸線16を隔てた他方の領域の軸線16近傍位置に係止片12bを、夫々が軸線16方向で離間し、かつ、夫々の係止爪15が軸線16に対して直交する方向で軸線16側とは反対の外側に向くように立設する。係止片12a〜12cを車体パネル20の取付穴に挿入係止して保護部材10aを固定する。該固定状態で保護部材10aを変形させて係止片12cの係止を解除した後、保護部材10aを係止片12aと12bの間の略真ん中を中心に車体パネル20に対する平行平面内で回転させ、係止片12aと12bの係止を解除する。
請求項(抜粋):
ワイヤハーネスを保護すると共に車体パネルへの係止部を備えたプロテクタであって、ワイヤハーネスに外装する保護部を剛性材で形成する一方、該保護部の外面に、支柱の先端側面に係止爪を突出させた第1及び第2の係止片を互いの係止爪が略180°反対方向を向くように立設すると共に、上記第1及び第2の係止片とは別にこれらと同一形状の第3の係止片を立設し、これら第1〜第3の係止片を夫々に対応して設けた車体パネルの貫通孔に挿入係止すると、3点支持により上記保護部が車体パネルに固定されるようにし、かつ、該固定状態において、ワイヤハーネスを所定方向に移動させると、上記第1及び第2の係止片の係止点を支点にして上記保護部が変形し、該保護部の変形により上記第3の係止片が車体パネルに対して平行移動して係止が解除し、次いで、ワイヤハーネスとともに上記保護部を上記第1及び第2の係止片の立設位置間の略真ん中を中心に車体パネルに対する平行平面内で回転させると、上記第1及び第2の係止片の係止が同時または順次に解除して、上記保護部が上記車体パネルから離脱するように構成したことを特徴とするプロテクタ。
IPC (3件):
H02G 3/04 ,  B60R 16/02 623 ,  H02G 3/26
FI (3件):
H02G 3/04 J ,  B60R 16/02 623 T ,  H02G 3/26 C

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