特許

J-GLOBAL ID：200903042901160007

縦型ブラインド用キヤリア

発明者： 山中裕臣
出願人/特許権者： 株式会社ニチベイ
代理人 (1件)： 岡田 長雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-212635
公開番号（公開出願番号）：特開平5-033568
出願日： 1991年07月30日
公開日（公表日）： 1993年02月09日
要約：

【要約】【目的】【構成】 キャリア本体1にル-バ-を吊下するフック部材2を軸支する。ウォ-ムホイ-ル4をフック部材2と同軸上に設け、ウォ-ムホイ-ル4の内周面に断面C字形の筒状スプリング8を圧接し、該スプリング8の下方に形成した1対の張出し部8b,8c間にフック部材2に形成した突部2dを挿入する。ウォ-ム操作軸によりウォ-ムホイ-ル4とスプリング8と突部2dとを介してフック部材2を回転し、スラットの開き角度を調節する。フック部材2の回転規制用突起2bが本体1上のストッパ7に当接してそれ以上の回転が規制されたとき、一方の張出し部がストッパ7に当接してスプリング8が縮径され、スプリングとウォ-ムホイ-ル4との摩擦係合が解かれて、該ホイ-ル4が軽い力で空転する。【効果】 ウォ-ムホイ-ルの空転時の操作荷重が軽減され、何れかのキャリアのフック部材の回転が規制された後も引続きウォ-ム操作軸を回転して全てのスラットの角度を揃える際、操作軸を軽い力で回転でき操作性が向上する。

請求項（抜粋）：

縦長のル-バ-をフック部材を介して吊下する縦型ブラインド用キャリアであって、キャリア本体にフック部材を垂直軸線回りに所定の角度範囲内で正逆転自在に軸支すると共に、操作軸によって回転されるウォ-ムに係合するウォ-ムホイ-ルをフック部材と同一軸線上に配置し、ウォ-ムホイ-ルを介してフック部材を正逆転するものにおいて、ウォ-ムホイ-ルの内周面に、母線方向に延在するスリットを有する断面C字形の筒状スプリングを圧接し、フック部材に該スプリングのスリットに緩く挿入される突部を形成すると共に、該スプリングにウォ-ムホイ-ルの外方に張出して、フック部材が前記角度範囲の終端位置に回転されたときにキャリア本体上のストッパに当接する張出し部を形成したことを特徴とする縦型ブラインド用キャリア。