特許
J-GLOBAL ID:200903042921140096

高温特性の優れた鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-312385
公開番号(公開出願番号):特開平8-143958
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 自動車排気系等において優れた耐酸化性と高温強度と加工性を有する鋼管を低コストで製造する。【構成】 重量%で、Cr:10〜30%、Mn:0.02〜2.0%、Al:0.01〜1.0%、C:0.03%以下、Si:2.0%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下、N:0.02%以下を含有し、残部Feおよび不可避的な不純物からなり、MD値が0以下である高Cr鋼片を1100〜1300°Cの温度に加熱した後、700〜1000°Cの温度で熱間圧延を終了して鋼帯とし、700〜1000°Cの温度でλ値が20以上となる時間焼鈍し、この鋼帯を所定の幅に切断した後、ロール成形によって連続的に円筒状に成形しながら鋼帯両端を溶接して鋼管とする。
請求項(抜粋):
重量%で、Cr:10〜30%、Mn:0.02〜2.0%、Al:0.01〜1.0%、C:0.03%以下、Si:2.0%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下、N:0.02%以下を含有し、残部Feおよび不可避的な不純物からなり、数1で与えられるMD値が0以下である高Cr鋼片を1100〜1300°Cの温度に加熱した後、700〜1000°Cの温度で熱間圧延を終了して鋼帯とし、700〜1000°Cの温度で数2で与えられるλ値が20以上となる時間焼鈍し、この鋼帯を所定の幅に切断した後、ロール成形によって連続的に円筒状に成形しながら鋼帯両端を溶接して鋼管とすることを特徴とする高温特性の優れた鋼管の製造方法。【数1】MD値=12.6+18[%N]+15[%C]+0.6[%Ta]+0.3[%Mn]-([%Cr]+2[%Si]+2[%W]+2[%Hf]+3[%Mo]+5[%Nb]+5[%V]+5[%Zr]+8[%Ti]+11[%Al]+17[%S]+33[%P])【数2】λ値=(T+273)(logτ+18)/1000T:焼鈍温度[°C]、τ:焼鈍時間[分]
IPC (9件):
C21D 8/10 ,  B23K 13/00 ,  B23K 26/00 310 ,  B23K 26/00 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/28 ,  C22C 38/38

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