特許
J-GLOBAL ID:200903042922690278

復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-091395
公開番号(公開出願番号):特開平7-297868
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 波形整形フィルタに入力されるディジタル変調信号の最適入力周波数からのずれを補償し、復調装置の誤り率特性の劣化を防止する。【構成】 複素乗算器5に入力されたベースバンド信号はDVCO6と複素乗算された後、搬送波再生回路9へ導かれる。複素乗算器11に入力されたベースバンド信号はDVCO14により位相回転を受けて出力され、位相検波器12では基準位相との位相差が検出される。周波数比較器16ではDVCO14の動作周波数が上限基準値および下限基準値を越えているかどうかが比較される。この比較結果に対応して選択信号が選択回路17に送られる。選択回路17からは選択信号に対応して、DVCO6の発振周波数を制御する周波数補正信号が出力され、DTF7,8の入力信号スペクトラムの周波数ずれが上限基準値および下限基準値を越えないように復調装置のループが動作する。
請求項(抜粋):
入力変調信号をI,Qチャンネルの直交信号に復調する直交検波部と、該直交復調部に入力される局部発振器と、前記I,Qチャンネルの直交信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、該A/D変換部により変換されたディジタル信号を第1のディジタルVCOの出力信号と複素乗算する第1の複素乗算部と、該第1の複素乗算部の出力信号を波形整形する波形整形フィルタと、該波形整形フィルタの出力信号に再生搬送波を複素乗算する第2の複素乗算部と、該第2の複素乗算部の出力信号を位相検波して、位相情報を得る位相検波部と、前記位相情報を平滑して第2のディジタルVCOに供給し、前記再生搬送波を得るためのPLL手段と、前記第2のディジタルVCOの発振周波数が正または負の基準値を越えているかどうかを判定し、基準値を越えている場合には前記第1のディジタルVCOの発振周波数を制御して、前記第2のディジタルVCOの発振周波数が前記基準値の範囲内に収まるように制御する周波数補正手段を備え、前記第1の複素乗算部と前記第2の複素乗算部との間に前記波形整形フィルタを配置したことを特徴とする復調装置。

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