特許

J-GLOBAL ID：200903042924782544

位相差フィルムの製造方法

発明者： 安部 智博 ,  末崎 穣
出願人/特許権者： 積水化学工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-296531
公開番号（公開出願番号）：特開平10-142421
出願日： 1996年11月08日
公開日（公表日）： 1998年05月29日
要約：

【要約】【課題】 溶液流延により溶剤含有率を特定の範囲とした原反フィルムを延伸して位相差フィルムを得るにあたり、位相差の面内方向におけるばらつきの少ない位相差フィルムを製造し得る方法を提供する。【解決手段】 溶液流延法により、溶剤含有率が10重量%未満となるように原反フィルムを製膜し、該原反フィルムと、原反フィルムよりも広幅の保護フィルムとを、原反フィルムの幅方向両端が保護フィルム内に位置するように貼り合わせ、ロールに巻取って保持し、ロールに巻取られた原反フィルムを、該保護フィルムから剥離して延伸する位相差フィルムの製造方法。

請求項（抜粋）：

溶液流延法により製膜された合成樹脂フィルムを延伸してなる位相差フィルムの製造方法であって、支持体上で溶液流延法により製膜され、支持体より剥ぎ取られた延伸前の原反フィルムとして、溶剤を10重量%未満の割合で含むものを用意する工程と、前記原反フィルムと該原反フィルムよりも広幅の保護フィルムとを、原反フィルムの幅方向両端が保護フィルム内に位置するように貼り合わせロールに巻取って保持する工程と、ロールから繰り出され、保護フィルムが除去された前記原反フィルムを延伸する工程とを備えることを特徴とする位相差フィルムの製造方法。

IPC (2件)：

G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510

FI (2件)：

G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510