特許
J-GLOBAL ID:200903042925169552

網点領域判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲岡 耕作 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-282223
公開番号(公開出願番号):特開平8-149289
出願日: 1994年11月16日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【構成】ラインメモリ61から画像データが読込まれ、この読込まれた画像データに基づいて注目画素がピーク画素であると検出されると、当該注目画素の位置が登録される。ピーク画素検出が予め定める判定領域にわたって行われると、ピーク画素に周期性があるか否かを判断するため、各ピーク画素間距離が算出され、各距離の出現頻度を表すヒストグラムが作成される。その結果、距離の出現頻度の最大値が全出現頻度のx%以上であると判別されると、上記判定領域が網点領域であると判定される。【効果】ピーク画素の出現の周期性に基づいて判定領域が網点領域であるか否かを判定しているので、複数ライン分の画像データは必ずしも必要がない。そのため、複数ライン分の容量のメモリが必要であった従来に比べて、メモリ規模を小さくできる。
請求項(抜粋):
原稿画像を読取ってその濃度に対応する画像データに変換して出力する変換手段と、この変換手段から出力された画像データの中から1または複数のラインに対応する画像データを保持する保持手段と、この保持手段に保持されている画像データにおいて、注目画素に対応する画像データと当該注目画素周辺の画素に対応する画像データとを比較して、ピーク画素またはディップ画素を検出する検出手段と、上記保持手段に保持されている画像データに対応する1ラインの中の有限画素数に対応する判定領域を主走査方向に一定画素ずつずらしながら繰り返し設定するとともに、一定の複数ラインを周期として、上記設定すべき判定領域の先頭画素をラインごとに所定画素ずつ順に主走査方向にずらす判定領域設定手段と、上記検出手段で検出されたピーク画素またはディップ画素を登録する登録手段と、この登録手段に登録されている各ピーク画素の間の距離または各ディップ画素の間の距離を求める距離演算手段と、上記判定領域設定手段で設定された判定領域において、上記距離演算手段で求められた各ピーク画素の間の距離または各ディップ画素の間の距離の周期性が一定の統計的基準を満足するか否かを判別する周期性判別手段と、この周期性判別手段において、上記各ピーク画素の間の距離または各ディップ画素の間の距離の周期性が上記統計的基準を満足すると判別されると、上記判定領域は網点領域であると判定する判定手段とを含むことを特徴とする網点領域判定装置。
IPC (3件):
H04N 1/40 ,  G06T 7/00 ,  H04N 1/405
FI (3件):
H04N 1/40 F ,  G06F 15/70 330 Z ,  H04N 1/40 104

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