特許
J-GLOBAL ID:200903042931928902

高耐磨耗性、メソ多孔性接触クラッキング触媒を用いる炭化水素クラッキング用触媒及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-343972
公開番号(公開出願番号):特開平6-025675
出願日: 1992年12月24日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 高活性、高選択性かつ耐磨耗性の、炭化水素原料の、水素不存在下での多量のコークスを生成しないオレフィンへの接触クラッキング触媒を提供する。【構成】 メソ多孔性シリカアルミナマトリックス内に触媒全重量の80wt%以下のゼオライトを含む接触クラッキング触媒。前記マトリックスは、アルミナと粘土で変成されたシリカゾルからなり、水銀細孔分布測定によるとポリモーダル(polymodal)孔径分布を持ち、第1のモードは、孔径45〜2000Åの孔の容積の少なくとも75%が直径160Åより大であり、第2のモードは20%までが直径100Åより大きく、160Åより小さい。
請求項(抜粋):
炭化水素原料を、高められた温度で、水素の実質的不存在下に、低平均分子量、低沸点炭化水素輸送燃料に転化する接触クラッキング触媒であって、次の(1)〜(3)を含むもの:(1)シリカ対アルミナの比が約2:1又はそれ以上で、約4〜15Åの範囲の均一な孔直径を持ち、触媒全重量基準で約15〜約80%の濃度の結晶性アルミノシリケートゼオライト、(2)その中に前記アルミノシリケートゼオライトが分散されたシリカからなるマトリックスであって、水銀ポロシメトリーで測定して、ポリモーダルな(polymodal)孔径分布を持ち、45〜2000Åで測った細孔容積の少なくとも75%が直径160Åより大きな孔に属する第1のモード(mode)と、孔直径の約20%までが直径100Åより大きくかつ160Åより小さい第2のモードとを持つもの、(3)そしてダヴィソン指数(Davison Index)で測定した触媒の耐磨耗性が約1〜約8である。
IPC (2件):
C10G 11/05 ,  B01J 29/06

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