特許
J-GLOBAL ID:200903042933870618

プラント用及び原子力プラント用ディジタル制御装置、並びに、これに適したプロセス信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-188263
公開番号(公開出願番号):特開平6-034784
出願日: 1992年07月15日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 プラントの制御装置において、プロセス監視・制御機能を損なわず過渡現象分析に必要なディジタルデータの出力を可能にする。【構成】 プラント用ディジタル制御装置は、A/D変換器を含む入力モジュール2、メモリモジュール3、CPUモジュール4、出力モジュール5及び過渡現象診断装置9へ出力する出力モジュール6を備え、プラントのプロセスを検出する検出器7からのプロセス信号は、入力モジュール2を介して入力された後、モジュール3に格納されたプロセス監視・制御プログラムに従ってCPUモジュール4で演算処理され、モジュール5を介してプロセス制御機器8へ出力される。一方、プラント過渡時における過渡現象診断装置9へのプロセス信号は、モジュール2を共用し、データ入出力プログラムをプロセス監視・制御プログラムに埋め込むことにより、過渡現象診断に必要な短いサンプリング周期(T/N)で出力することが出来る。
請求項(抜粋):
プラントのプロセスを検出するプロセス検出手段と、前記プロセス検出手段からのプロセス信号をサンプリング入力し、所定のプログラムに従ってプロセスの監視・制御を行うプロセス監視・制御手段と、前記プロセス監視・制御手段からの出力信号に従ってプラントプロセスを監視・制御するプロセス制御機器と、過渡時におけるプラントプロセスの挙動を取込む過渡現象診断手段とを備えたプラント用ディジタル制御装置において、前記プロセス監視・制御手段は、前記プロセス検出手段からサンプリング入力したプロセス信号に基づいてプラントのプロセス監視・制御のためのデータを演算して前記プロセス制御機器へ出力すると共に、さらに、前記データの演算周期内の過渡現象の取込みに最適な周期で前記プロセス信号をサンプリングし、これを共用して前記過渡現象診断装置に過渡プロセス信号を出力することを特徴とするプラント用ディジタル制御装置。
IPC (2件):
G21C 17/00 ,  G21D 3/04

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