特許
J-GLOBAL ID:200903042934969111

検体処理方法並びに装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 喜樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-235222
公開番号(公開出願番号):特開平6-221976
出願日: 1993年09月21日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 サンプル間の汚染・混入に余り注意を払うことなく、顕微鏡用スライドグラス等の観察用スクリーン上に適当な空間配置で分布させた細胞検体を作成するための検体処理方法並びに装置を提供する。【構成】 検体処理装置64は、カートリッジ10を直線上に係合させる基準構造体を有するフレーム20と、操作装置を保持する輸送機構と、を備える。輸送機構と操作装置を作動させることにより、フィルター装置36を係合し、前記カートリッジ10からフィルター装置36を外し、サンプルから細胞粒子をフィルター装置36上に採取する。また、フィルター装置36をスライドグラス42に接触するように動かし、フィルター装置36上に採取された細胞粒子をスライドグラス42に移し、その後、フィルター装置36を再び、カートリッジ10に取り付ける。
請求項(抜粋):
フィルター部と箱部とを有するろ過分離装置を用いて、複数の粒子懸濁液サンプルを、連続的に、しかもサンプル間で汚染・混入を起こさないように処理する装置で、前記ろ過分離装置を着脱可能かつ交換可能に支持し、更に、粒子懸濁液サンプルの容器を支持する保持装置を着脱可能かつ交換可能に直線上に係合する基準面を有するフレーム手段と、前記フレーム手段に担持される駆動手段で、(1)前記ろ過分離装置を、前記基準面と一直線上で係合する前記保持装置から外し、(2)前記ろ過分離装置のフィルター部を前記粒子懸濁液サンプル内に導入し、前記フィルター部上に懸濁液から粒子を採取させ、(3)前記ろ過分離装置を、前記基準面と一直線上で係合する前記保持装置に再び取り付ける、ように作用する駆動手段と、を備えることを特徴とする装置。

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