特許
J-GLOBAL ID:200903042936840515

簡易測定方法及び簡易測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-256053
公開番号(公開出願番号):特開平8-094618
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は検査結果に対する判定の誤認を避けることを目的に、色調の異なる着色ラテックス粒子を複数用い、イムノクロマトグラフ支持体上で別々な位置に、それぞれ単一の色調で示す免疫学的診断方法と、いつでも、どこでも、誰にでも実施できる簡易測定装置を提供する。【構成】 本発明は簡便かつ迅速に、免疫学的に異なる複数の物質(インジケーター物質を含む)を2種類以上の色調の異なる着色ラテックス粒子を用い、同一支持体上の別々な位置で別々の色調で着色させて検出する方法と本方法に従って作製する試験片およびその試験片を装着した検出部および検体溶解部、検体採取部の3機能部品からなり、一体化あるいは連結でき、免疫学的反応終了後、検出部分を切り離すことができる簡易測定装置より構成される。
請求項(抜粋):
2種類以上の色調の異なる着色ラテックス粒子を用いる免疫学的測定方法において、a.あらかじめ、2種類以上の色調の異なる着色ラテックス粒子をインジケーター物質および1種類以上の免疫学的反応に授かる物質に各々個別に標識せしめ、b.一方、同一支持体上の異なる位置に少なくとも2種類以上からなる免疫学的に反応する能力のある物質を、あらかじめ固相化し、c.ついでインジケーター物質および1種類以上の免疫学的反応に授かる物質からなる標識着色ラテックス粒子の混合物と被検液中の特定の少なくとも1種類以上の免疫学的物質と反応せしめ、d.ついで、インジケーター物質を標識した着色ラテックス粒子と免疫学的に形成させた標識着色ラテックス複合体との混合物に、被検液を媒体として展開・移動せしめ、e.2種類以上の免疫学的に反応する能力を有する物質をあらかじめ固相化しておいた複数の位置に、それぞれ対応するインジケーター物質を標識せしめた着色ラテックス粒子と免疫学的に形成せしめた標識着色ラテックス複合体によって、別々の色調で着色することを特徴とする免疫学的測定方法。
IPC (3件):
G01N 33/543 521 ,  G01N 33/543 501 ,  G01N 33/543 541

前のページに戻る