特許
J-GLOBAL ID:200903042941111882
偏心防振装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-350869
公開番号(公開出願番号):特開平11-182603
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 偏心防振装置の外筒金具の相手部材への均一な圧入を安価に行う。【解決手段】 内筒金具10の軸方向一端には円環形状の金属板であるフランジ部材11が同軸的に固定されている。内筒金具の軸方向の中間位置には、径方向外方に距離を隔てると共に軸方向に平行に配置された円筒形の外筒金具20が設けられている。外筒金具は、軸線位置が内筒金具の軸線位置に対してわずかに偏心しており、フランジ部材に対して所定距離を隔てて対向して配設される。内筒金具と外筒金具の間には、ゴム弾性体13が加硫成形により配設されており、両者間を弾性的に連結している。フランジ部材の外筒金具との対向面には、偏心方向に対して直角方向の両外周近傍領域に、一対のゴム弾性体製の円弧帯状の板状凸部17が突出して設けられている。フランジ部材への押圧力が板状凸部を介して外筒金具に均等に伝達され、外筒金具がアーム部材の取付孔に均等に圧入される。
請求項(抜粋):
筒形の内筒金具と、該内筒金具の軸方向一端に一体に取り付けられて該内筒金具の径方向内方及び外方に延びる円環形状であって車両の車体側及びサスペンション側のいずれか一方に固定されるフランジ部材と、前記内筒金具の径方向外方に距離を隔てると共に軸方向に平行に配置された筒状体であって、内径が前記フランジ部材の外径よりわずかに小さくかつ軸線位置が該フランジ部材の中心に対してわずかに偏心して配設され、該フランジ部材に対して所定距離を隔てて対向し、前記車体側及びサスペンション側の他方に固定される相手部材の取付孔に圧入される外筒金具と、前記内筒金具と外筒金具の間に配設されて、該内筒金具と外筒金具間とを弾性的に連結する略筒状のゴム弾性体とを備えた偏心防振装置において、前記フランジ部材の前記外筒金具との対向面側にて、前記偏心方向に対して直角方向の両外周近傍領域に、一対のゴム弾性体製の板状凸部を設けたことを特徴とする偏心防振装置。
IPC (3件):
F16F 1/38
, B60G 7/02
, F16F 15/08
FI (4件):
F16F 1/38 Z
, B60G 7/02
, F16F 15/08 U
, F16F 15/08 K
前のページに戻る