特許
J-GLOBAL ID:200903042950724579

制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-109388
公開番号(公開出願番号):特開平11-301436
出願日: 1998年04月20日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 電気的制動力に対する回生協調減圧を中止する時にアンチロックブレーキ制御の制御性が低下することを回避する。【解決手段】四輪統括制御用アクチュエータユニット5と、アンチロックブレーキ制御用アチュエータユニット6の下流に設けた前輪制御用アクチュエータユニット7とにより、モータジェネレータ4の電気的制動力に相当する作動流体圧を回生協調減圧する。アンチロックブレーキ制御により作動流体圧の制御が開始されたとき、各アクチュエータユニット5及び7による回生協調減圧を中止するが、前輪制御用アクチュエータユニット7については、アンチロックブレーキ制御処理で減圧制御するときに中止する。前輪制御用アクチュエータユニット7の上流の作動流体圧はその下流の作動流体圧よりも低いから、前輪制御用アクチュエータユニット7の減圧の中止に伴い制動用シリンダ1FL〜1RRへの作動流体圧が増圧されることはない。
請求項(抜粋):
所定の車輪に対して電気的な制動力を付与する電気的制動手段と、各車輪の制動用シリンダへの作動流体圧によって当該車輪に制動力を付与する流体圧制動手段と、各車輪のロック状態に応じて前記各車輪の制動用シリンダへの作動流体圧を個別に制御するアンチロックブレーキ制御手段と、を備えた制動力制御装置において、前記電気的制動手段の電気的制動力が付与されているときに前記アンチロックブレーキ制御手段の下流側で前記電気的制動力相当の前記制動用シリンダへの作動流体圧を減圧制御する作動流体圧制御手段と、前記アンチロックブレーキ制御手段が前記制動用シリンダへの作動流体圧を制御しているときに前記電気的制動手段による電気的制動力の付与を中止させ且つ前記作動流体圧制御手段による減圧制御を中止させるアンチロックブレーキ対応制御手段と、を備え、当該アンチロックブレーキ対応制御手段は、前記作動流体圧制御手段の上流の作動流体圧が下流の作動流体圧よりも低いときに前記作動流体圧制御手段による減圧制御を解除するようになっていることを特徴とする制動力制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/00 ,  B60L 7/24
FI (2件):
B60T 8/00 Z ,  B60L 7/24 Z

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