特許
J-GLOBAL ID:200903042961382440

電解質板の割れ防止構造を備えた溶融炭酸塩型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩出 真一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-204081
公開番号(公開出願番号):特開2001-035513
出願日: 1999年07月19日
公開日(公表日): 2001年02月09日
要約:
【要約】【課題】 電解質板のクラック(割れ)発生を防止する。【解決手段】 内面に電極10、12を収容する凹部を有し該凹部に多数のガス流路18を備えた2枚のセルフレーム34で、電極10、12及び電解質板38を挟持し、セルフレーム34の周縁部で電解質板38を挟持してウェットシール部40を形成した溶融炭酸塩型燃料電池において、ウェットシール部40での上下のセルフレーム34の間隔が電極側で大きく、セル外面で小さくなるように、セルフレーム34に傾斜部36を設けてウェットシール部40に内側へ向けた傾斜をつけ、セルフレーム34を上下からプレスし電解質板38に内側へ圧縮する力を加えて、この圧縮力により電極10、12とセルフレーム34との段差・隙間を電解質板38そのもので埋める。
請求項(抜粋):
内面に電極を収容する凹部を有し該凹部に多数のガス流路を備えた2枚のセルフレームで、2枚の電極及び該電極間の電解質板を挟持し、セルフレームの周縁部で電解質板を挟持してウェットシール部を形成した溶融炭酸塩型燃料電池において、ウェットシール部でのセルフレーム間の間隔が電極側で大きく、セル外面で小さくなるように、セルフレームに傾斜部を設けてウェットシール部に内側へ向けた傾斜をつけ、セルフレームを上下からプレスし電解質板に内側へ圧縮する力を加えて、この圧縮力により電極とセルフレームとの段差・隙間を電解質板を構成する材料で埋めるようにしたことを特徴とする電解質板の割れ防止構造を備えた溶融炭酸塩型燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/14
FI (3件):
H01M 8/02 T ,  H01M 8/02 S ,  H01M 8/14
Fターム (4件):
5H026AA05 ,  5H026CC03 ,  5H026CC10 ,  5H026HH03
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-107267

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