特許
J-GLOBAL ID:200903042962090850

カイニン酸合成の中間体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福村 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-020895
公開番号(公開出願番号):特開平5-213871
出願日: 1992年02月06日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、キラリティーを極めて有効に制御して合成反応を進行させることができるカイニン酸の合成方法を提供することを目的としている。【構成】 本発明は、キラリティーを有するアルコール体を反応出発物質とし、分子内ポーソン・カンド反応を利用するカイニン酸の合成方法。【効果】 本発明によると、高い立体異性の制御が可能となり、合成反応の各ステップでジアステレオ混合体からジアステレオマーの選択・分離等を行なうことが不要なので効率的であり、反応の条件設定および操作が容易であるので量産が可能であり、キラルな物質をも合成反応の出発物質とすることができ、天然カイニン酸と同一のカイニン酸を合成することができるという技術的効果を奏する。
請求項(抜粋):
下記(化14)で表わされるカイニン酸合成の中間体。【化14】ただし、RはCH2 OBn(ただし、Bnはベンジル基を表わす。)を表わし、Xは水酸基を表わし、Meはメチル基を表わす。
IPC (2件):
C07D209/52 ,  C07D491/052

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