特許
J-GLOBAL ID:200903042966733918

脈管閉塞部を横断する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外10名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-571846
公開番号(公開出願番号):特表2002-525163
出願日: 1999年08月27日
公開日(公表日): 2002年08月13日
要約:
【要約】向きを変えることができるワイヤ、例えばガイドワイヤを比較的手元側の個所から閉塞部を越えて血管壁の内膜層と外膜層との間に形成された内膜下空間内へ通すことによりかなり閉塞した血管を横断する方法及び装置。ワイヤを閉塞部の遠方側に位置した個所まで前進させ、しかる後、代表的には偏向カテーテルを用いることにより偏向させて血管の管腔内へ戻し、この場合、ガイドワイヤを内膜下空間内に配置した後、偏向カテーテルをガイドワイヤに沿って前進させる。偏向カテーテルは、ガイドワイヤの向きを変えるためのフラッパ弁組立体又は予備成形アクチュエータワイヤを有するのがよい。ガイドワイヤを血管管腔内へ戻した後、偏向カテーテルを引っ込めるのがよく、ガイドワイヤは、例えばステント留置のような処置を行うための他の介在及び診断カテーテルの導入に使用できる。
請求項(抜粋):
ガイドワイヤ偏向システムであって、手元側端部、遠方側端部、長手方向軸線及び少なくとも1つのルーメンを備えたカテーテル本体を有し、前記ルーメンは、カテーテル本体に沿って延び、前記ガイドワイヤ偏向システムは、カテーテル本体の遠方側端部に形成されていて、カテーテル本体のルーメンと連通した遠方側開口部、遠方側開口部の比較的手元側に間隔を置いて設けられていて、カテーテル本体のルーメンと連通した横開口部及び横開口部に隣接して手元側に形成された傾斜面を有するノーズコーンと、手元側端部、遠方側端部及び少なくとも遠方側の一部を貫通して延びる少なくとも1つの通路を備えたカニューレとを更に有し、カニューレの遠方側端部は、横開口部に隣接した傾斜面に係合すると撓曲してカテーテル本体の長手方向軸線からから遠ざかるよう構成されていることを特徴とするガイドワイヤ偏向システム。
IPC (3件):
A61M 25/08 ,  A61M 25/00 405 ,  A61M 25/01
FI (3件):
A61M 25/00 405 B ,  A61M 25/00 450 N ,  A61M 25/00 450 B
Fターム (9件):
4C167AA15 ,  4C167AA32 ,  4C167BB02 ,  4C167BB07 ,  4C167BB09 ,  4C167BB26 ,  4C167BB52 ,  4C167CC09 ,  4C167DD01
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭60-058169
  • 特開昭60-058169
  • 特開平4-197350
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