特許
J-GLOBAL ID:200903042969687097

多気筒内燃機関の燃焼状態判断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-318516
公開番号(公開出願番号):特開平7-174773
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 基準位置検出用の欠歯部を有するクランク角センサを用いて、正確な瞬時回転速度を求め、失火判定やラフアイドル判定を正確に実行する。【構成】 NE割り込み処理により、120 ゚CA回転するのに要する時間tT120と、30 ゚CA回転するのに要する時間tT30とを算出する(ステッフ ゚2)。ロータの欠歯部の前・後のエッジ入力時かどうかを判断し(ステッフ ゚3)、欠歯部前端の歯以外の歯の関係から算出したtT120i-1 に基づいて、補正時間△T=0.3/120×tT120i-1 を算出する(ステッフ ゚4)。△Tは0.3 ゚CA回転するのに要する時間を意味する。続いて、tT30-△Tを欠歯部前端エッジのタイミングにおける瞬時回転速度対応時間T32とする(ステッフ ゚5)。一方、欠歯部後端エッジの場合には、tT30+△Tを瞬時回転速度対応時間T31とする(ステッフ ゚7)。なお、それ以外のタイミングでは、補正をしない(ステッフ ゚8)。
請求項(抜粋):
複数の気筒を有する内燃機関と、該内燃機関のクランク軸と共に回転するロータと、該ロータの周囲に、所定クランク角度範囲にわたる欠落部を除き、等回転角毎に設けられた複数の突起と、前記ロータの近傍に配置され、磁束変化を捉えることにより、前記突起の接近・離間に合わせて変化するピックアップ信号を出力するピックアップ手段と、該ピックアップ信号の離間側エッジの間隔に基づいて、内燃機関の瞬時回転速度を算出する瞬時回転速度算出手段と、該瞬時回転速度算出手段の算出した瞬時回転速度に基づいて内燃機関の各気筒の燃焼状態を判断する気筒別燃焼状態判断手段とを備えた多気筒内燃機関の燃焼状態判断装置において、前記欠落部前端の突起との関係で算出される瞬時回転速度を、該欠落部前端の突起によるピックアップ信号の離間側エッジの遅れ方向へのずれによる誤差をなくす方向に補正して前記気筒別燃焼状態判断手段による燃焼状態の判断をさせる補正手段を備えたことを特徴とする多気筒内燃機関の燃焼状態判断装置。
IPC (3件):
G01P 3/489 ,  G01B 7/30 ,  G01D 5/244

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