特許
J-GLOBAL ID:200903042983633510

同期パターン検出回路及び同期パターン検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-130781
公開番号(公開出願番号):特開平10-320921
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 独立クロックを用いると、検出窓内で同期パターンを検出するために最大変動幅に対応した長い検出窓を設定しなければならないため、ビット誤りによって発生した同期パターンの誤検出を防ぐことに逆行する。【解決手段】 基準クロックに基づいてフレームカウンタ16で生成した同期パターンの本来の時間的間隔と、予測値保持部15の予測値とを比較器17で比較して得た比較結果に応じたタイミングで検出窓生成部18が検出窓を生成する。同期処理部13は、この検出窓の期間内で同期パターンが検出されたか否かに応じて、予測値保持部15に保持されている予測値を、同期パターン検出部12の出力から実測した同期パターンの時間的間隔と予測値との差分値を加算した値に更新する。これにより、安定した基準クロックを用いて同期パターンを検出できると共に、予測値の更新により検出窓を短い期間にできる。
請求項(抜粋):
入力データビット列が入力され、そのデータビット列内の同期パターンを検出する検出手段と、基準クロックを発生する基準クロック発生器と、前記同期パターンの時間的間隔の予測値を保持する保持手段と、前記基準クロックに基づいて生成した同期パターンの本来の時間的間隔と前記予測値との比較結果に応じたタイミングで固定期間の検出窓を生成する検出窓生成手段と、前記検出手段からの検出信号により実測した同期パターンの時間的間隔と前記保持手段に保持されている予測値との差分値を求めると共に、前記検出手段により検出される前記同期パターンが前記検出窓の期間内で検出されたかどうかを検出し、この検出結果と前記差分値とに基づいて前記保持手段に保持される予測値の更新の有無を決定する同期処理手段とを有し、前記同期処理手段は前記同期パターンが前記検出窓の期間内で検出されたときに同期確立信号を出力し、かつ、前記予測値を更新することを特徴とする同期パターン検出回路。
IPC (2件):
G11B 20/10 321 ,  H04L 7/08
FI (2件):
G11B 20/10 321 Z ,  H04L 7/08 A

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