特許
J-GLOBAL ID:200903042987576960

巻線型電子部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶原 康稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-352013
公開番号(公開出願番号):特開平10-172832
出願日: 1996年12月11日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 巻線型電子部品において、チップの小型軽量化を妨げることなくQの向上を図る。【解決手段】 コイル12に対する通電によって磁束が発生するが、この磁束の一部が、(A)では鎖線L1で例示するように段差30,32を通り、(B)では鎖線L2で例示するように露出部34,36を通るようになる。磁束が電極20,22やメッキ26,28の導体部分を通過しようとすると、うず電流が流れるようになり、損失が増大する。しかし、本例では、段差30,32や露出部34,36によって導体のない磁路が確保されるようになり、全体としてQが向上し、急峻な周波数特性を必要とするフィルタ回路を構成することが可能となる。
請求項(抜粋):
巻芯のコア部にコイルが巻回されており、このコイルの引出線が鍔部の電極に接合されている巻線型電子部品において、前記鍔部のコア部側もしくはコア部に、前記コイルに対する通電によって生ずる磁束の通路を備えたことを特徴とする巻線型電子部品。
IPC (2件):
H01F 17/04 ,  H01F 27/29
FI (3件):
H01F 17/04 F ,  H01F 15/10 C ,  H01F 15/10 G
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開昭57-073916
  • 特開昭63-051609
  • 特開平2-010704
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