特許
J-GLOBAL ID:200903042990616663

スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2001002256
公開番号(公開出願番号):WO2001-071896
出願日: 2001年03月22日
公開日(公表日): 2001年09月27日
要約:
【要約】共振回路のインダクタンス値を調整し得、しかも、入力電圧変動及び負荷変動に関わらず定格出力電圧を出力し得るスイッチング電源装置を開示する。スイッチング電源装置は、ブリッジ接続された第1ないし第4のスイッチ素子11〜14を含み、それぞれのスイッチ素子の主電極間に、逆極性のダイオード21〜24と、コンデンサ31〜34とが備えられている。トランス51の第1の巻線53は、第1及び第2の接続点91,92の間に接続されている。インダクタ41は、第1の接続点91から第1の巻線53を経由して第2の接続点92に至る経路内に挿入され、コンデンサ31〜34と共に、共振回路を構成する。インダクタ41のインダクタンス値L2は、最低入力電圧Vin(min)で、最大出力電流Iout(max)で、かつ、スイッチング位相差φゼロのとき、出力回路60の出力電圧Voutが定格出力電圧Vout(nom)以上となるように設定されている。
請求項(抜粋):
各々が対をなす主電極を有する第1、第2、第3、第4のスイッチ素子を含み、前記第1及び第2のスイッチ素子は、それぞれの主電極の一方が互いに接続されて第1の接続点を構成し、前記第3及び第4のスイッチ素子は、それぞれの主電極の一方が互いに接続されて第2の接続点を構成し、前記第1のスイッチ素子の主電極の他方と、前記第3のスイッチ素子の主電極の他方とが互いに接続されて第3の接続点を構成し、前記第2のスイッチ素子の主電極の他方と、前記第4のスイッチ素子の主電極の他方とが互いに接続されて第4の接続点を構成するスイッチ回路、 前記スイッチ素子の各々において、前記対をなす主電極間に一方向の極性で直流電極が印加されるように、前記第3及び第4の接続点に接続された対の直流電圧入力端、 前記第1、第2、第3、第4のスイッチ素子の各々に並列に、前記極性とは逆の極性になるように前記主電極間に配置されたダイオード、 前記第1、第2、第3、第4のスイッチ素子の各々に並列に、前記主電極間に配置されたコンデンサ、 第1の巻線と第2の巻線とを含み、前記第1の巻線が前記第1及び第2の接続点の間に接続され、前記スイッチ回路における前記スイッチ素子のスイッチ動作に応じて前記第2の巻線にスイッチング出力を発生するトランス、 前記トランスの前記第2の巻線に生じるスイッチング出力を整流し、平滑化して出力電圧を発生する出力回路、 前記スイッチ素子にスイッチ動作を行わせて前記トランスの前記第2の巻線にスイッチング出力を発生させ、前記第1及び第4のスイッチ素子の間のスイッチング位相差又は前記第2及び第3のスイッチ素子の間のスイッチング位相差を制御して、前記出力回路の前記出力電圧を安定化させる制御回路、及び、 前記第1の接続点から前記第1の巻線を経由して前記第2の接続点に至る経路内に挿入され、前記コンデンサと共に共振回路を構成するインダクタ、を備え、 前記インダクタのインダクタンス値は、入力電圧を最低値とし、出力電流を最大値とし、前記スイッチング位相差をゼロとしたとき、前記出力回路の前記出力電圧が定格値以上となるように設定されている、スイッチング電源装置。
IPC (1件):
H02M 3/28

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