特許
J-GLOBAL ID:200903042996532054
移動パケットデータ通信方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
役 昌明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-346975
公開番号(公開出願番号):特開平9-167992
出願日: 1995年12月14日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 データパケットの送信中に制御パケットを割込み送信してもデータパケット全体を再送することなく基地局に伝送しうるようにするすること。【解決手段】 移動機側のデータユニット送信部16は、データユニットDUの送信中に制御パケットCPの送信の必要が生じると、制御パケット割込送信部17は、制御パケットを分割し、送信する。制御パケットの送信を完了すると、残りデータユニット送信制御部31は、残りのデータユニットを送信するよう制御する。基地局側のデータユニット受信部24は、先に受信したデータユニットを受信データユニット記憶部32に記憶させ、データ/制御判定部25は、受信したデータユニットが制御パケットであると判定したら、割込で送信されてきた制御ユニットCUを組立て、制御パケット処理部27へ渡す。続いて、データユニット受信部24は、後から受信したデータユニットと先に記憶していたデータユニットでデータパケットを組立て、データパケット処理部26へ渡す。
請求項(抜粋):
1つの基地局と複数の移動機が1つの無線チャネルを共用しパケット通信を行なう移動パケットデータ通信システムにおいて、移動機は、基地局との間で通信制御を行なう制御パケット処理部と、遠隔端末とデータ通信を行なうデータパケット処理部と、前記両処理部から送信依頼を受けたデータをデータユニットに分割し、送信すべきデータユニットの無線区間での誤りを補償しうる機能を有するデータリンク制御部と、各データユニットを送信する無線送信部と、を備え、前記データリンク制御部は、送信したデータパケットを記憶しておく送信パケット記憶部と、データパケットの送信中に、制御パケットを送る必要が生じた時に、データパケットの送信を中断し、制御パケットを送信する制御パケット割込送信部と、制御パケットの割込送信が完了したら送信途中のデータパケットの残りユニットを送信するよう制御する残りデータユニット送信制御部と、を含み、基地局は、無線でデータユニットを受信し、受信したデータユニットをデータリンク制御部へ渡す無線受信部と、受信すべきデータユニットの無線区間での誤りを補償しうる機能を有するデータリンク制御部と、受信した制御パケットを処理する制御パケット処理部と、を備え、前記データリンク制御部は、受信したデータユニットを一時記憶しておく受信データユニット記憶部と、受信したデータユニットからパケットを組み立てるデータユニット受信部と、受信したデータユニットの内容がデータパケットなのか制御パケットなのかを判定するデータ/制御判定部と、を含み、データパケットの送信中に制御パケットを割込み送信してもデータパケット全体を再送することなしに基地局に伝えることができるようにしたことを特徴とする移動パケットデータ通信方式。
IPC (3件):
H04B 7/26
, H04Q 7/38
, H04L 1/16
FI (3件):
H04B 7/26 M
, H04L 1/16
, H04B 7/26 109 M
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭62-114356
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特開平1-284042
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特開平4-104529
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