特許
J-GLOBAL ID:200903042998754275

複数の割込みを処理する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-165058
公開番号(公開出願番号):特開平11-053201
出願日: 1998年06月12日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 プロセッサシステムが複数の割込み要求を短時間で効率的に処理する方法及び装置を提供する。【解決手段】 本発明装置は、割込み処理プログラムの開始と実行を行うためにプロセッサ(1)に結合されている手段を含み、該手段は、プロセッサに送るべき発生源からの一つの現在割込みを他の発生源からの他のいくつかの現在割込みの中から選択する割込みフラグレジスタ手段(8)を含む。該装置は、発生源のグループに含まれる一つの発生源から第一の発生割込みを受け取り、プロセッサ制御リセットを行う前に同じグループ内の少なくとも同じ発生源からのそれ以上の割込みがラッチされるのを妨げるラッチレジスタ手段(7)を有する。該ラッチレジスタ手段は接続されている割込み発生源の数よりはるかに少ない割込みフラグのための多数の個別のラッチレジスタユニットを含む。
請求項(抜粋):
割込みレジスタ手段(8)を走査して該割込みレジスタ手段内に入力されているそれぞれの割込みフラグを有する複数の割込み要求の中からプロセッサに送るべき現在割込み要求を決定するステップと、走査した割込みフラグと所定のフラグ値との比較の結果に従って、割込み処理プログラムをプロセッサに実行させるステップとを含む、プロセッサ(1)を有するシステムにおける複数の割込み発生源(2A、2N)によって発生された割込み要求を処理する方法であって、発生源のグループの中の一つの発生源からの第一の発生割込み要求に対応するフラグを割込みラッチレジスタ手段(7)にラッチしてさらに処理し、プロセッサ制御リセットを行う前に同じグループ内の少なくとも同じ発生源からのそれ以上の割込み要求がラッチされたフラグを持つのを妨げるステップを有し、該ラッチステップは、現在処理中の割込みのための割込み処理プログラムが終了すると、同じ発生源グループ又は異なる発生源グループの異なる発生源からの他の走査された各割込みフラグについて実行されることを特徴とする方法。

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