特許
J-GLOBAL ID:200903042999184782

手引き鋸の鋸身の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 定次 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-358103
公開番号(公開出願番号):特開平11-188527
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 焼入鋼帯(M) の連続的研磨を可能とし、研磨工程における研磨量を減少させて材料コストを低減するとともに、製造効率を向上させて製造コストを低減することにより、鋸身の厚さが均一で、且つ歪みがない鋸身である手引き鋸を安価に製造できる製造方法を提供すること。【解決手段】 焼入鋼帯(M) の縁部に、鋸歯形成部(2c)を形成しアサリ付けを施してアサリ付鋼帯(1a)とする第一工程、該アサリ付鋼帯(1a)を挟持するようにベッド(10)と対向して固定する前記各回転砥石(11)はアサリ付鋼帯(1a)の両面を対称に研磨できるように移送方向に連続して配置し、アサリを確保した状態において、前記アサリ付鋼帯(1a)の両側面の腹部(8) のみを研磨して盗み部(9) を削除することにより、研磨鋼帯(1b)を形成する第二工程、前記鋸歯形成部(2c)に鋸歯部(2) を形成して鋸歯付鋼帯(1c)とする第三工程、前記鋸歯付鋼帯(1c)を鋸身形状に打ち抜いて鋸身(1) を製造する第四工程からなる手引き鋸の鋸身の製造方法。
請求項(抜粋):
コイル状態から平滑に矯正した焼入鋼帯(M) の鋸歯を形成する縁部に、後工程において目立形成する鋸歯に対応させた鋸歯形成部(2c)を形成するとともにアサリ付けを施してアサリ付鋼帯(1a)とする第一工程、前記アサリ付鋼帯(1a)をアサリを確保した状態で移送する移送手段と、移送ラインに沿って交互に配設した、スピンドル(12)によって回転する回転砥石(11)とベッド(10)とからなる研摩装置の一対とから構成し、前記アサリ付鋼帯(1a)を挟持するようにベッド(10)と対向して固定する前記各回転砥石(11)は、アサリ付鋼帯(1a)の両面を対称に研磨できるように回転軸を移送ラインに対して鋭角をなすように設定でき、且つ、回転砥石(11)の周面又はその一部を、背部(7) に連続する腹部形成面にアサリを確保した状態において接しさせて、砥石周面縁部(11c)が背部(7) と腹部形成面の境界部に隅肉部(7a)を形成しつつ、前記アサリ付鋼帯(1a)の両側面の腹部形成面を連続的に研磨して腹部(8) とするとともにアサリを揃える形態とし、前記鋸歯形成部(2c)のアサリ厚み巾(2t)を背部(7) の背厚(7t)より大とした研磨鋼帯(1b)を形成する第二工程、前記鋸歯形成部(2c)に目立手段により、第一鋸歯(2a)若しくは第二鋸歯(2b)又はこれらを混在させた鋸歯部(2) を形成して鋸歯付鋼帯(1c)とする第三工程、前記鋸歯付鋼帯(1c)を鋸身形状に打ち抜いて鋸身(1) を製造する第四工程からなる手引き鋸の鋸身の製造方法。
IPC (5件):
B23D 63/12 ,  B23D 63/04 ,  B23D 65/02 ,  B27B 21/04 ,  B27B 33/10
FI (5件):
B23D 63/12 A ,  B23D 63/04 ,  B23D 65/02 ,  B27B 21/04 Z ,  B27B 33/10 Z

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