特許
J-GLOBAL ID:200903043001297810

多室形空気調和システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-040882
公開番号(公開出願番号):特開平6-257828
出願日: 1993年03月02日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】本発明は、複数室のそれぞれの要求能力に応じた能力を発揮することで、快適性の向上および省エネルギーを図ることができる多室形空気調和システムを提供することを目的としている。【構成】差温演算回路22、定格容量記憶回路25、ON-OFF判別回路24、負荷定数テーブル30より得られるデータを用いて所定周期毎に圧縮機容量を算出し、この算出結果に基づいて容量(周波数)可変形圧縮機の容量を制御する圧縮機容量制御手段を設け、室内機2a、2b、2cの複数台が運転中の場合には、前記データ及び定格容量毎の容量定数テーブル31より得られるデータを用いて所定周期毎に運転中の室内機に接続された各電動膨張弁の弁開度の大きさの比を算出し、この算出結果に基づいて前記電動膨張弁の弁開度を制御する弁開度制御手段を設けた構成とする。
請求項(抜粋):
容量(周波数)可変形圧縮機、四方弁、室外熱交換器、電気的に弁制御可能とした主電動膨張弁を有する1台の室外機と、室内熱交換器を有する複数台の室内機とを、前記室外機に設けて主に冷媒液が流れる液側主管を分岐した液側分岐管および前記室外機に設けて主に冷媒ガスが流れるガス側主管を分岐したガス側分岐管を介して接続し、前記液側分岐管のそれぞれに電気的に弁開度を制御可能とした電動膨張弁を介装して冷凍サイクルを構成し、前記室内機のそれぞれに、希望する室内温度を設定可能な室内温度設定手段と室内温度を検出する室内温度検出手段とを設け、この室内温度設定手段と室内温度検出手段とから設定室内温度と室内温度との差温を算出する差温算出手段を設け、さらに前記室内機のそれぞれの定格容量を判別する容量判別手段および前記室内機のそれぞれについて運転中か停止中かを判別するオンオフ判別手段を設け、前記差温が取り得る温度範囲を複数個の温度ゾーンに分割し、各温度ゾーン毎にかつ室内機の定格容量毎に室内負荷に対応する負荷定数を定めて記憶する負荷定数記憶手段を設け、室内機の定格容量毎に容量定数を定めて記憶する容量定数記憶手段を設け、前記差温算出手段、前記容量判別手段、前記オンオフ判別手段、前記負荷定数記憶手段より得られるデータを用いて所定周期毎に圧縮機容量を算出し、この算出結果に基づいて前記容量(周波数)可変形圧縮機の容量を制御する圧縮機容量制御手段を設け、前記室内機の複数台が運転中の場合には、前記データおよび前記容量定数記憶手段より得られるデータを用いて所定周期毎に運転中の室内器に接続された各電動膨張弁の弁開度の大きさの比を算出し、この算出結果に基づいて前記電動膨張弁の弁開度を制御する弁開度制御手段を設けた多室形空気調和システム。
IPC (5件):
F24F 11/02 102 ,  F25B 1/00 304 ,  F25B 5/02 520 ,  F25B 13/00 ,  F25B 13/00 104
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭51-049386
  • 特開昭63-232542

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