特許

J-GLOBAL ID：200903043004764613

薄型インダクタ及びこれを用いた薄型DC-DCコンバータ

発明者： 山本 英史 ,  川端 貞範
出願人/特許権者： 関西日本電気株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-044041
公開番号（公開出願番号）：特開2000-243637
出願日： 1999年02月23日
公開日（公表日）： 2000年09月08日
要約：

【要約】【課題】 従来の小型インダクタでは、磁性体の厚みが使用する電流値に対して最適化されていないために、電流を増加すると磁性体コアの磁気飽和によりインダクタンスが減少してしまう。これを防止するため磁性体の厚みを十分に大きくすると、インダクタが大型化して小型化の要求に逆行するという問題があった。【解決手段】 絶縁性基板2の片面又は両面に渦巻き状の導体パターンを形成してコイル4、5とし、コイルの中央部に開口部3が形成され、この開口部に挿通する突起部10を有する平板状の磁性体9、11で絶縁性基板を上下から挟んでなる薄型インダクタ1において、前記磁性体11の平板部の最小厚が電流値で規定され、横軸を電流値とし縦軸を磁性体厚とする座標において、電流値が0.1Aのとき厚み0.2mmである点と、電流値が2.0Aのとき厚み0.8mmである点から決まる直線が示す磁性体厚を最小厚とする。

請求項（抜粋）：

絶縁性基板の片面又は両面に渦巻き状の導体パターンを形成してコイルとし、少なくともコイルの中央部に開口部が形成され、この開口部に挿通する突起部を有する平板状の磁性体で絶縁性基板を上下から挟んでなる薄型インダクタにおいて、前記磁性体の平板部の厚みが、電流値とインダクタンスから決定される最小厚以上であることを特徴とする薄型インダクタ。

IPC (5件)：

H01F 37/00 ,  H01F 17/00 ,  H01F 27/24 ,  H01F 30/00 ,  H02M 3/28

FI (7件)：

H01F 37/00 D ,  H01F 37/00 A ,  H01F 17/00 Z ,  H02M 3/28 Y ,  H01F 27/24 Z ,  H01F 31/00 D ,  H01F 31/00 A

Fターム (11件)：

5E070AA01 ,  5E070AB01 ,  5E070AB04 ,  5E070BA11 ,  5E070CB02 ,  5E070CB06 ,  5E070CB12 ,  5E070CB15 ,  5H730AA15 ,  5H730ZZ16 ,  5H730ZZ17