特許
J-GLOBAL ID:200903043007963803

臨界検体耐性試験法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-245436
公開番号(公開出願番号):特開平6-189789
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 感染性生物の処方薬に対する耐性を試験する、臨界検体耐性試験法を提供する。【構成】 技術者または医師が微生物の存在を同定し、その微生物の増殖を阻害する特定の抗菌薬を処方した後、患者から採取した液体検体を、増殖培地および樹脂媒体を含む第1バイアルおよび増殖培地のみを含む第2バイアルに注入する。第2バイアルには処方した抗菌薬も注入し、そして両バイアルを攪拌およびインキュベートして微生物の増殖を促進する。両バイアルにおける増殖の比較に基づいて、処方した抗菌薬の微生物への影響を決定する。さらに、処理を施したバイアルおよび未処理のバイアルについて微生物の増殖を定期的にモニターし、増殖反応曲線を作製し、次いでその曲線を、既知の抗菌薬で処理した既知の微生物の増殖反応曲線と比較することにより、微生物の属および種も同定することができる。
請求項(抜粋):
液体検体の試料を、微生物の増殖を促進する増殖培地を含む第1の滅菌バイアルに導入し;液体検体中に存在すると予想される微生物の増殖を阻害する抗菌薬を、第2の滅菌バイアルに導入し;微生物の代謝に適した条件で第1および第2のバイアルを振盪、および培養し;第1バイアル中のCO2濃度を測定し;第2バイアル中のCO2濃度を測定し;第1バイアル中のCO2濃度を、第2バイアル中のCO2濃度と比較し;そしてCO2濃度の比較の結果から、上記抗菌薬が上記予想される微生物の増殖を阻害しているか否かを決定する:工程から成る、液体検体中に存在すると予想される微生物の、抗菌薬に対する耐性を検定する方法。
IPC (2件):
C12Q 1/18 ,  C12Q 1/06
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭52-003888
  • 特開昭59-055198
  • 特開昭60-227695

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