特許
J-GLOBAL ID:200903043008799012

車室内騒音の能動消音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-109992
公開番号(公開出願番号):特開平5-303386
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 2次音により騒音を能動的に打ち消す能動消音装置において、消音制御が正常に行われず、2次音が制御される騒音に比べて著しく大きくなる発散現象を検出する。【構成】 マイクロフォン4の検出した音圧と、エンジン1の基準振動周波数とから、マイクロプロセッサ2内に設けた位相振幅制御回路9は、2次音の位相と振幅を制御し、2次音をスピーカ5から車室内に出力し、騒音を2次音にて相殺し消音を図る。車両の経時劣化等によって制御系が不安定になった場合、車室内の騒音より2次音が著しく大きくなり、騒音が増大してしまうので、2次音の出力を停止する必要がある。そこで、発散予測回路2は、2次音を生成するディジタルフィルタの出力パワ-を常時監視し、出力パワーがある閾値を積算で所定時間以上超えたとき発散が生じたと判定し、2次音の出力を停止する。
請求項(抜粋):
車室内の音圧を検出する騒音検出手段と、検出された騒音を能動的に打ち消す2次音の振幅,位相を演算によって求めるコントローラと、算出された2次音を出力するスピーカとを備える車室内騒音の能動消音装置において、前記スピ-カの音量に比例した制御量を検出する手段と、該制御量がある閾値以上のレベルにあるか否かを判別する手段と、前記制御量が前記閾値以上となる時間が所定時間以上継続したとき発散現象が発生したと判断して前記2次音のスピーカからの出力を停止させる手段とを備えることを特徴とする車室内騒音の能動消音装置。
IPC (2件):
G10K 11/16 ,  B60R 11/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-282695
  • 特開平4-282695

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