特許
J-GLOBAL ID:200903043016978210

発振回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 章夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-035797
公開番号(公開出願番号):特開平10-233657
出願日: 1997年02月20日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 定電流回路によりコンデンサを充放電して発振周期を設定するCR発振回路では、定電流回路を構成する抵抗等のばらつきにより発振周期が変動される。【解決手段】 発振周期を設定するためのコンデンサ10を充放電する定電流回路100と、基準電圧を発生させるための基準電圧発生回路101と、前記コンデンサ10の充電電圧VAと基準電圧VRとの比較に基づいて発振出力を出力するコンパレータ16とを備えており、基準電圧発生回路101には、定電流回路100で発生される電流の変動に基づいて基準電圧を追従変化させる回路手段9,11,22を備える。定電流回路100を構成する抵抗6の抵抗値やトランジスタ1,2,3のしきい値のばらつきによってその電流が変動された場合でも、これに追従して基準電圧VRも変化されるため、常に発振周期を一定に保ち、安定した発振出力を確保することができる。
請求項(抜粋):
トランジスタと抵抗を含む定電流回路と、この定電流回路により充放電動作されるコンデンサと、このコンデンサの充電電圧と基準電圧との比較に基づいて発振出力を出力するコンパレータと、前記基準電圧を発生させる基準電圧発生回路とを備える発振回路において、前記基準電圧発生回路は、前記定電流回路で発生される電流の変動に基づいて前記基準電圧を追従変化させる回路手段を備えることを特徴とする発振回路。

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