特許
J-GLOBAL ID:200903043017537845

油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-149966
公開番号(公開出願番号):特開平9-310731
出願日: 1996年05月21日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 車高自動調整機能を有する油圧緩衝器において、荷物を積載した直後、車両の走行開始前に充分な車高確保できるようにする。【解決手段】 シリンダ3に、ピストンロッド7を連結したピストン6を嵌装する。ピストンロッド7内のポンプチューブ12にポンプロッド15を嵌合してポンプ室16を形成する。ピストンロッド7のストロークにともない、ポンプチューブ12、ポンプロッド15、ポンプ室16、逆止弁17,19からなるセルフポンピング機構によってオイルタンク5とシリンダ3との間で油液を給排して、ピストンロッド7の伸長長さを調整して車高調整を行う。同時に蓄圧タンク24に圧力を蓄圧する。荷物の積載によって車高が低下した場合には、切換弁27を切り換えて、蓄圧タンク24に蓄圧された圧力をリザーバ4に供給して、走行開始前に車高を上げることにより、ロードクリアランスを充分確保するとともに、懸架装置の底つきを防止する。
請求項(抜粋):
油液が封入されたシリンダと、該シリンダに摺動可能に嵌装されたピストンと、一端が前記ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部に延出されたピストンロッドと、前記シリンダに常に圧力が伝搬するように接続されたリザーバと、前記シリンダに接続されたオイルタンクと、前記シリンダと前記オイルタンクとの間に設けられて前記ピストンロッドのストロークによって前記オイルタンクと前記シリンダとの間で油液を給排して前記ピストンロッドの伸長長さを調整するセルフポンピング機構とを備えた油圧緩衝器において、前記シリンダに、蓄圧タンクおよび切換弁機構を有する蓄圧機構を接続し、前記切換弁機構を切り換えることによって、前記蓄圧タンクに圧力を蓄圧、または、該蓄圧タンクに蓄圧された圧力を前記シリンダに供給できるようにしたことを特徴とする油圧緩衝器。
IPC (2件):
F16F 9/50 ,  B60G 17/044
FI (2件):
F16F 9/50 ,  B60G 17/044
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る