特許
J-GLOBAL ID:200903043022709522

サンプルから物質を抽出する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-213188
公開番号(公開出願番号):特開平8-173702
出願日: 1995年08月22日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【課題】 従来よりも大幅に短縮された時間で連続して抽出工程を遂行することが可能であると共に、外部物質による汚染の危険性をなくし、操作及び設備を削減し、溶媒をより効果的に用いることのできるサンプルから物質を抽出する方法を提供する。【解決手段】 本発明に係る抽出方法は、サンプルを収納している容器10の底部付近に、溶媒導入のための気圧の下で溶媒を供給する工程を含んでいる。容器10は水浴12内に位置しており、超音波エネルギが浴12に加えられると共に、引いてはサンプルに加えられて、溶媒とサンプルとの間の相互作用を促進する。溶媒はサンプルに対して不混和性であると共に、溶媒の密度はサンプルよりも小さいので、溶媒及び溶解した物質は容器10の最上部に上昇する。真空圧の下にある抽出管24が、溶解した物質を含んでいる溶媒を連続して取り出す。
請求項(抜粋):
物質を含有しているサンプルを容器に投入する工程と、前記サンプルを収納している前記容器の底部付近に抽出溶媒を導入する工程であって、前記抽出溶媒は、前記サンプルに対して不混和性であると共に該サンプルの密度よりも小さな密度を有している、抽出溶媒を導入する工程と、前記物質の少なくとも一部が前記溶媒に溶解することを促進して、前記物質の少なくとも一部を含有している溶媒が前記サンプルを経て前記容器の最上部に向かって上昇するようにするために、前記容器の内容物に超音波エネルギを加える工程と、前記容器から前記物質の部分を含有している前記抽出溶媒を除去する工程とを備えたサンプルから物質を抽出する方法。
IPC (2件):
B01D 11/02 ,  G01N 1/10

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