特許
J-GLOBAL ID:200903043030648915

沸騰冷却器、その沸騰冷却器を備えた熱交換装置、およびその熱交換装置を備えた沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-075692
公開番号(公開出願番号):特開平9-264677
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 更なる沸騰冷却器3の小型化を図ることのできる沸騰冷却装置14を提供する。【解決手段】 外部から密閉化されたハウジング13内の高温空気の熱を受熱する受熱フィン6aの方はフィンピッチを小さくしても目つまりを起こすことがないことに着目し、沸騰部7を成す沸騰冷却管4に設けられる受熱フィン6aのフィンピッチを、凝縮部8を成す沸騰冷却管4に設けられる放熱フィン6bのフィンピッチよりも小さくすることにより、受熱フィン6aと放熱フィン6bとのフィンピッチをハウジング13の内外で同じ大きさにした場合と比較して沸騰冷却器3の放熱性能を向上できる。これにより、沸騰部7の熱交換有効面積を凝縮部8よりも小さくすることができるので、更に沸騰冷却器3の小型化を図ることができる。
請求項(抜粋):
内部が外部から密閉化され、内部流体と外部流体とを隔離する筐体を貫通して配され、前記筐体内の内部流体の熱を前記筐体外の外部流体へ移動させる沸騰冷却器であって、(a)前記筐体内に配される側が内部流体から受熱して内部に封入された冷媒が沸騰する沸騰部を成すと共に、前記筐体外に配される側が前記沸騰部で沸騰した冷媒蒸気の熱を外部流体に放出して冷媒蒸気を凝縮させる凝縮部を成す沸騰冷却管と、(b)前記沸騰部を成す前記沸騰冷却管に設けられ、内部流体から受熱する受熱フィンと、(c)前記凝縮部を成す前記沸騰冷却管に設けられ、外部流体に放熱する放熱フィンとを具備した沸騰冷却器において、前記受熱フィンのフィンピッチをP1 、前記放熱フィンのフィンピッチをP2 としたとき、P1 <P2の関係を満足することを特徴とする沸騰冷却器。
IPC (3件):
F28D 15/02 ,  F28D 15/02 101 ,  F28D 15/02 102
FI (3件):
F28D 15/02 M ,  F28D 15/02 101 L ,  F28D 15/02 102 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭55-158493
  • 特開昭55-158493

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