特許
J-GLOBAL ID:200903043033958648

神経回路素子および神経回路学習装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岡田 次生 ,  伏見 直哉 ,  平野 ゆかり
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-299385
公開番号(公開出願番号):特開2004-133798
出願日: 2002年10月11日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
【課題】探索時の学習スピードをさらに高速化し、強化学習への拡張が可能な神経回路素子モデルを提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、シナプス履歴の変化を膜電位依存としたことで、個別の履歴の獲得が可能であり、シナプス履歴の時間変化のコントラストを明確にできるという、2つの学習効果を表現できるようにしたものである。本発明の神経回路素子は、複数の入力信号に応答して信号を出力する素子であって、それぞれの入力信号を時系列順に履歴値として積算し記憶する履歴記憶部と、逆伝播される出力信号と前記入力信号にそれぞれ対応する結合係数との積の総和により決定される膜電位を有し該膜電位がしきい値を超えた場合に発火して出力信号を出力する神経素子部とを備えている。履歴値は膜電位に依存し、神経素子部の発火時に履歴値に従って結合係数が強化または減衰される学習が行われる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の入力信号に応答して信号を出力する神経回路素子であって、 それぞれの入力信号を時系列順に履歴値として積算し記憶する履歴記憶部と、 逆伝播される出力信号と前記入力信号にそれぞれ対応する結合係数との積の総和により決定される膜電位を有し、該膜電位がしきい値を超えた場合に発火して前記出力信号を出力する神経素子部とを備えており、 前記履歴値は膜電位に依存し、前記結合係数が前記神経素子部の発火時に前記履歴値に従って強化または減衰される学習を実行する、神経回路素子。
IPC (1件):
G06N3/04
FI (1件):
G06N3/04 E

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