特許
J-GLOBAL ID:200903043034791763

コンデンサブースト式板金用スポット溶接機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-145261
公開番号(公開出願番号):特開平7-001157
出願日: 1993年06月16日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【目的】従来の交流式スポット溶接機とコンデンサ放電式のスポット溶接機を組み合わせることで、溶接トランスの容量を小さくすることができ、電源・電圧の低下によって生じる溶接性能の低下を抑えることのできるコンデンサブースト式板金用スポット溶接機を提供するものである。【構成】溶接ガン等の溶接部に電流を供給するに際し、タイミング回路の制御により従来の第1の電流供給回路による電流供給に加えて、第2の電流供給回路によるコンデンサに蓄積された電荷を前記溶接部に流すように構成したから、スポット電流休止期間に大容量コンデンサに電力をチャージしこれを交流スポット電流に相乗させることによって溶接トランスの容量が小さくてもスポット溶接機の目的を達することができ、電源電圧の低下によって生じる性能の低下も抑えることができる。
請求項(抜粋):
電源トランスと溶接ガン等の溶接部の間を一定の長さの電線で結合し自由に前記溶接部を移動するトランス分離型の板金用スポット溶接機において、電源よりメインスイッチを介して第1スイッチング素子を有する前記電源トランスからなる第1の電流供給回路と、この電源トランスの二次側出力でスポット溶接を行う前記溶接部と、前記メインスイッチより整流回路を介して第2スイッチング素子を有するコンデンサと、このコンデンサのプラス電源側に設けられ前記電源トランスの一次側に接続する第3スイッチング素子と、前記コンデンサのマイナス電源側に設けられ前記電源トランスの一次側に接続する第4スイッチング素子とからなる第2の電流供給回路と、前記メインスイッチと接続するとともに前記第1、第2、第3、第4スイッチング素子の各々に接続し、前記第2スイッチング素子を制御して前記コンデンサに電荷を蓄積しておき、スポット溶接実行の際に前記第1スイッチング素子をONとし前記第1の電流供給回路の電流を前記溶接部に流すとともに、前記第2スイッチング素子をOFFとし、前記第3、第4スイッチング素子をONとして前記コンデンサに蓄積された電荷を前記溶接部に流すタイミング回路とを有することを特徴とするコンデンサブースト式板金用スポット溶接機。
IPC (2件):
B23K 11/26 ,  H02M 9/00

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