特許
J-GLOBAL ID:200903043043518670
地下水保全を考慮した土留め構造物
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-310049
公開番号(公開出願番号):特開2001-131960
出願日: 1999年10月29日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【課題】 本来、土留め壁に求められる施工性や剛性、止水性を確保した上で、比較的簡便な方法により、地下水流の保全、さらには地下水質の保全を可能とする土留め構造物を提供する。【解決手段】 地下構造物fを建設するにあたり、地下構造物fが構築される地盤bを取り囲むように、土留め壁として中空構造の地中連続壁1を構築する。地中連続壁1の外壁面側に通水部を形成し、また、地中連続壁1の隔壁部分に通水部を形成して壁連続方向にも通水性を確保する。上流側から地中連続壁1の背面に流れてくる地下水流は、上流側の地中連続壁1の外壁面側の通水孔から地中連続壁1の中空部aに浸透し、通水性が確保された地中連続壁1内を、地下構造物fを迂回するように流れ、下流側の地中連続壁1の外壁面側の通水孔から再び周辺地盤cに浸透することで、下流側への地下水流が維持される。
請求項(抜粋):
土留め壁として地盤中に構築される地中連続壁に、内外壁面で構成される中空部が設けられ、該中空部の地中連続壁連続方向の通水性が確保されているとともに、該地中連続壁の外壁面側に通水部が設けられていることを特徴とする地下水保全を考慮した土留め構造物。
Fターム (6件):
2D049EA02
, 2D049EA14
, 2D049EA15
, 2D049GB01
, 2D049GE03
, 2D049GE05
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特許第2853760号
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特許第2900129号
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連続地中壁の構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-315949
出願人:大成建設株式会社
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