特許
J-GLOBAL ID:200903043047056485

雑音低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-173897
公開番号(公開出願番号):特開平5-341792
出願日: 1992年06月08日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】 適応型の雑音低減装置において、参照入力が過大になったときに、雑音低減出力が発散してしまうのを防止する。【構成】 合成回路15で、主要入力と、適応フィルタ回路24からの主要入力信号中の雑音信号と相関が強く、雑音信号に近似する信号とを合成して、主要入力中に含まれる雑音を低減する。適応フィルタ回路24では、合成結果の残差eの出力パワーが最小になるように、フィルタの加重係数Wを更新する。参照入力信号のレベルをレベル検出回路25で検出し、参照入力レベルが過大になったときに利得因子μを小さくする。
請求項(抜粋):
主要入力信号中の雑音信号と相関が強い参照入力信号Xから前記雑音信号に近似する信号を得る適応フィルタ回路と、この適応フィルタ回路の出力信号と前記主要入力信号とを合成して、前記主要入力中に含まれる雑音を低減するための合成手段とを備え、前記合成手段での合成結果の残差eが前記適応フィルタ回路に供給され、前記適応フィルタ回路では、前記残差eの出力パワーが最小になるように、適応フィルタの係数Wを、下記の式(1)にしたがって更新するようにする雑音低減装置において、前記参照入力信号Xのレベルを検出する手段と、この検出レベルに応じて、下記の式(1)における係数cの値を変更する手段とを設けた雑音低減装置。Wk+1 =Wk +c・f(ek ,Xk ) ... (1)なお、Wk ,ek ,Xk は時刻k におけるフィルタ係数、残差、参照入力をそれぞれ表わす。
IPC (2件):
G10K 11/16 ,  H03H 21/00

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