特許
J-GLOBAL ID:200903043047300670

多心光ファイバテープ心線の分離方法と分離工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-141774
公開番号(公開出願番号):特開平8-005880
出願日: 1994年06月23日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 内部心線を損傷することなく共通被覆層を剥ぎ単心分離できる、多心光ファイバテープ心線の単心分離方法と単心分離工具。【構成】 光ファイバを被覆層で被覆した複数の内部心線を平面状に配列し、それらを共通被覆層で一括して被覆した多心光ファイバテープ心線を内部心線に単心分離する方法であって、多心光ファイバテープ心線に温度勾配をつける工程と、その温度勾配の高温側に曲率半径の中心を有する曲率で屈曲する屈曲工程とを備え、温度勾配の低温側の共通被覆層の温度の温度Tにおける共通被覆層を形成する材料の破断伸び率をp、共通被覆層を形成する材料の熱膨張係数をα、温度勾配の高温側温度と低温側温度Tとの温度差をΔT、多心光ファイバテープ心線の厚さをtとしたとき、式(R<SB>B </SB>+t/2)/R<SB>B </SB>=1+p-α×ΔT/2を充足する曲げ半径をR<SB>B </SB>としたとき、第1及び第2の屈曲工程の曲げ半径が、それぞれR<R<SB>B </SB>を充足するRである、多心光ファイバテープ心線を内部心線に単心分離する方法。
請求項(抜粋):
光ファイバを個別の被覆層で被覆した複数の内部心線を、平面状に配列して、熱膨張係数がαの材料からなる共通被覆層により一括して被覆して構成される多心光ファイバテープ心線を、前記内部心線に分離する多心光ファイバテープ心線の分離方法であって、前記多心光ファイバテープ心線の長手方向に直角な方向に温度勾配をつけて、その低温側の共通被覆層の温度を高温側よりΔT低温のTL とする第1の工程と、前記多心光ファイバテープ心線を前記第1の工程による温度勾配の高温側に曲率半径Rで屈曲する第2の工程とを備え、前記曲率半径Rが下記式(RB +t/2)/RB =1+p-α×ΔT/2(tは前記多心光ファイバテープ心線の曲率半径方向の厚さ又は幅、pは前記温度TL における前記共通被覆層を形成する材料の破断伸び率とする)を充足するRB 以下であることを特徴とする多心光ファイバテープ心線の分離方法。
IPC (2件):
G02B 6/44 386 ,  G02B 6/00 333

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