特許
J-GLOBAL ID:200903043047327225

長尺物の昇降設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-015627
公開番号(公開出願番号):特開平5-208792
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 長尺な被運搬物を昇降させる場合の傾きの発生を少なくし、機械的な傾きが発生したときはこれを容易に補正し得るようにする。【構成】 被運搬物1の両端をそれぞれ独立に昇降させる昇降機2A,2B、モータ3A,3Bとその各々にベクトル制御装置8A,8Bを設け、通常は2台のモータ3A,3Bを電磁クラッチ6により機械的に結合してメカタイ運転を行ない、ロープの伸び等の機械的な原因で被運搬物1が傾いたときは、電磁クラッチ6を切り離して独立運転に切り換えるとともに、姿勢制御装置9により姿勢制御をして傾きをなくす。
請求項(抜粋):
長尺な被運搬物の両端に取りつけられてこれを昇降させるためのモータを含む2台のクレーンと、各クレーンの各モータを制御する2台のモータ制御装置と、各モータ軸に結合されてその速度を検出する2台の速度検出器とを備えてなる長尺物の昇降設備において、前記各モータを機械的に結合するための結合手段と、前記各速度検出器からの出力を受けてその異常を監視する異常監視装置と、前記被運搬物の傾きを検出しその検出値に応じて2台のモータの速度指令値を補正しその姿勢制御を行なう姿勢制御装置とを設けるとともに、前記モータ制御装置をベクトル制御式インバータ装置とし、この2台のインバータ装置を通常は一方を主,他方を従として2台のモータを前記結合手段により機械的に連結して主インバータ装置によりメカタイ運転を行ない、前記被運搬物の傾きが大きくなったときは前記結合手段により機械的な連結を解除して各インバータ装置にて2台のモータをそれぞれ独立に運転し、かつ前記姿勢制御装置により傾き量に応じた姿勢制御を行ない、前記被運搬物がほぼ水平な状態に復帰したらメカタイ運転に戻すことを特徴とする長尺物の昇降設備。
IPC (4件):
B66C 13/08 ,  G05D 3/00 ,  H02P 5/46 ,  H02P 5/50

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