特許
J-GLOBAL ID:200903043050838583

光ファイバーを用いた水圧センサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-060397
公開番号(公開出願番号):特開平11-248581
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】光ファイバー・グレーティングを備え、水面レベルの変動をレーザ励起光の発振波長の変動に変換して水面レベルを計測、監視する水圧センサを提供する。【解決手段】柔軟な薄膜袋状体等からなる容器7に光ファイバー・グレーティング8を内蔵するとともに、光ファイバー・グレーティング8の外周面に対し垂直方向から水圧を印加し得るように十分な量の粘性液体9を充填する。そして、この容器7に水圧を加え、光ファイバー・グレーティング8の外周面に静水圧を印加してその直径を収縮させてその長手方向に伸長させ、これにより光ファイバー・グレーティング8の回折格子のピッチを増大させることで、レーザ励起光の発振波長を増加させ、その波長を計測して水面レベルを検知する。
請求項(抜粋):
ケーシングの一半に設けたレーザ光発生・波長計測部と、外周面に水流出入用の孔を具備する、該ケーシングの他半に配設されるとともに、光ファイバー・グレーティングを内蔵する水圧・発振波長変換部とよりなる計測システムを備える水圧センサであって、上記レーザ光発生・波長計測部は、レーザ光源のレーザ励起光を光ファイバーを介して上記水圧・発振波長変換部に向けて送出するとともに、上記水圧・発振波長変換部側から反射されて送られてくる、水面レベルに対応して変換された水圧・発振波長変換信号の波長を計測し、求めた発振波長計測信号を送信用伝送ケーブルを介して陸上局に送信するよう構成し、上記水圧・発振波長変換部は、柔軟な薄膜袋状体等により形成され、かつその外周面からの印加水圧を、上記光ファイバー・グレーティングの外周面に静水圧となして印加し得るように十分な量の粘性液体を充填した容器内に、上記レーザ光発生・波長計測部から入射されたレーザ励起光の発振波長を、印加された水圧に対応して変換する光ファイバー・グレーティングを内蔵する感圧用光ファイバー・グレーティング部を備えるよう構成することにより、水面レベルに対応する水圧を、上記粘性液体入り容器を介し静水圧となして光ファイバー・グレーティングに印加し、該水圧に対応して変換、計測されたレーザ励起光の発振波長計測信号を送出することを特徴とする光ファイバーを用いた水圧センサ。
IPC (4件):
G01L 11/02 ,  G01B 11/16 ,  G01C 13/00 ,  G01F 23/14
FI (4件):
G01L 11/00 B ,  G01B 11/16 G ,  G01C 13/00 P ,  G01F 23/14

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