特許
J-GLOBAL ID:200903043055595310
オーディオ信号のパラメータを変更する方法及び装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-197776
公開番号(公開出願番号):特開平10-074097
出願日: 1996年07月26日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 オーディオ信号のパラメタを変更する方法及び装置を提供する。【解決手段】 本方法は、アナログ信号から変換されたディジタル信号を音響フレームに分割し、あるフレーム内のディジタル信号のピッチ及び再生速度を変更し、最後に変更されたフレームと最初の未変更フレームとを連続的に重ね継ぎし、差分平均絶対誤差を計算して可聴雑音を最小にする、または全くなくすような点を最良重ね継ぎ点として定義し、それによって音響信号の種々の区分を互いに重ね継ぎしてピッチ及び再生速度の変更を達成する。上記方法を実現する装置も開示され、本装置は入力及び出力増幅器と、入力の低域通過フィルタと、出力の低域通過フィルタと、アナログ・デジタル及びディジタル、アナログ変換器と、ピッチシフティングプロセッサとを備えている。
請求項(抜粋):
オーディオ信号のパラメタを変更する方法において、(a)アナログオーディオ信号をディジタル信号に変換する段階と、(b)上記ディジタル信号を音響フレームに分割する段階と、(c)あるフレーム内の上記ディジタル信号のピッチ及び再生速度を変更する段階と、(d)上記変更済み音響フレームと未変更音響フレームとを重ね継ぎする段階と、(e)上記段階(c)及び(d)を、上記未変更音響フレームについて、及び上記ディジタル信号の残余の未変更音響フレームについて繰り返し、変更済みディジタル信号を生成する段階と、(f)上記変更済みディジタル信号をアナログ信号に戻すように変換する段階とからなり、上記重ね継ぎ段階(d)は、上記変更済み音響フレームの端領域と、音響構造が上記端領域に類似している上記未変更音響フレームの部分とをクロスフェーディングのために重ね合わせることを含み、上記音響構造の類似性は、DMAEを重ね継ぎの差分平均絶対誤差とし、mを0とクロスフェーディングのサイズであるcsとの間の点の何等かの組合せ和とし、探索領域をsrとして0≦τ<srとし、x<SB>1</SB> を変更済みフレームとし、そしてx<SB>2</SB> を未変更フレームとして、 DMAE=Σ<SB>m </SB>|x<SB>1</SB>(m) -x<SB>2</SB>(m+τ) | +|x<SB>1</SB>(m+1)- x<SB>1</SB>(m)-x<SB>2</SB>(m+1 +τ) -x<SB>2</SB>(m+τ) | =Σ<SB>m </SB>|x<SB>1</SB>(m) -x<SB>2</SB>(m+τ) | +|x<SB>1</SB>(m+1)-x<SB>2</SB>(m+1 +τ) -[ x<SB>1</SB>(m) +x<SB>2</SB>(m+τ) ] |なる関数による計算段階の数を最も少なくするような重ね継ぎの差分平均絶対誤差を定義することによって決められることを特徴とする方法。
IPC (4件):
G10L 3/02
, G10H 1/00
, G10H 1/043
, G10H 1/24
FI (4件):
G10L 3/02 A
, G10H 1/00 B
, G10H 1/043 A
, G10H 1/24
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