特許
J-GLOBAL ID:200903043057517332

燃焼排ガスの脱硝装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-156839
公開番号(公開出願番号):特開平8-005051
出願日: 1994年06月15日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 ボイラ,都市ゴミ等の焼却炉から出る燃焼排ガスには窒素酸化物が含まれ,これをそのまま大気へ放出すると酸性雨となり,環境に被害を及ぼす。従来は,窒素酸化物の処理に触媒とアンモニアを用いる方法を行っていたが,温度条件によっては却って有害物質が発生する場合がある。そこで,パルス高電圧を利用し,放電極の構造に工夫を加えて効率良く窒素酸化物を除去する装置を提供する。【構成】 パルス高電圧を印加する放電極を通気性部材によりパイプ状に構成し,その外周を取り巻くように接地極を設ける。パイプ状放電極と接地極との間に排ガスを通す。またパイプ状放電極の内部に蒸気を供給し,表面から蒸気を放出するように構成する。
請求項(抜粋):
パルス高電圧を印加する放電極とこの放電極に対向して設けた接地極の間に燃焼排ガスを通して排ガス中の窒素酸化物を除去する燃焼排ガスの脱硝装置において,前記放電極を通気性部材でパイプ状に構成し,このパイプ状放電極の内部に蒸気を供給し当該通気性材からなる放電極の表面から蒸気を放出するように構成したことを特徴とする燃焼排ガスの脱硝装置。

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