特許
J-GLOBAL ID:200903043062295992

直交バランスミクサ回路および受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-195306
公開番号(公開出願番号):特開平11-041033
出願日: 1997年07月22日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 同相チャネル信号と直交チャネル信号との間の直交性の向上と、レベル変動に対する安定性の向上と、直流オフセットに対する補償を容易に行う直交バランスミクサ回路を提供。【解決手段】 ベクトル誤差検出回路25は、出力端子26A 、26B に出力される同相信号と直交信号との間の直交性の誤差を検出し、位相制御検出信号Pe3 を位相制御回路24に与える。位相制御回路24は、正弦値SIN θを移相回路23に与え、同相信号と直交信号とに乗算し、乗算結果を反転加算して、加算器233, 234で加算して直交し得るように位相を制御する。さらに、ベクトル誤差検出回路25は、利得制御検出信号Pe2 を検出し、利得制御回路22を制御して利得可変回路20、21でレベルの調整を行う。さらに、ベクトル誤差検出回路25は、直流オフセット検出信号Pe1 を検出し、直流オフセット制御回路19を制御して直流オフセット補償回路17、18で直流オフセット補償を行う。
請求項(抜粋):
入力信号と局部発振信号とのミクシングを行い、同相チャネル信号を出力する第1のバランスミクサと、第1のバランスミクサと直交位相関係で前記入力信号と前記局部発振信号とのミクシングを行い、直交チャネル信号を出力する第2のバランスミクサとを含む直交バランスミクサ回路において、前記同相チャネル信号と前記直交チャネル信号の信号特性を補償するために供給する試験信号を発生する試験信号発生手段と、前記試験信号を前記第1のバランスミクサおよび第2のバランスミクサに供給したときの、前記同相チャネル信号と前記直交チャネル信号との変化状況から両方のチャネル信号の間の直交性の誤差を検出し、直交性誤差検出信号を出力する直交性誤差検出手段と、前記直交性誤差検出信号に基づき、前記同相チャネル信号と前記直交チャネル信号の位相を直交位相に制御するための位相制御量信号を決定し、非試験信号入力時には、該決定した位相制御量信号で前記同相チャネル信号および/または前記直交チャネル信号の位相を制御する位相制御手段とを含むことを特徴とする直交バランスミクサ回路。
IPC (3件):
H03D 7/00 ,  H03C 3/04 ,  H04B 1/26
FI (3件):
H03D 7/00 B ,  H03C 3/04 ,  H04B 1/26 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る