特許
J-GLOBAL ID:200903043070956086

転がり軸受の振動・音響測定用ラジアル荷重装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-004039
公開番号(公開出願番号):特開平6-213771
出願日: 1993年01月13日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 荷重装置の剛性が転がり軸受の固有振動数に影響を及ぼさないようにすると共に荷重装置が振動・音響測定値の時間的変動を誘起しないようにする。【構成】 転がり軸受の振動・音響測定用ラジアル荷重装置は、回転軸2に取り付けられた転がり軸受1の内輪1aの回転時の振動・音響を測定する際に、軸受1にラジアル荷重を加える装置である。この発明では、てこ(梃子)7の腕7aの一端におもり6を、他端に低剛性、弾性(例えばゴム製)の指(突起)9を取り付け、指9の先端が軸受1の外輪1bを垂直に押圧して、ラジアル荷重を加えるようにしている。剛性の小さいゴム等の指9を用いているため、荷重装置の剛性が軸受1の固有振動数にほとんど影響を及ぼさない。またてこ7により荷重を与えているため、外輪1bに対する拘束が安定し、荷重装置に起因した振動・音響の測定値の時間的変化がほとんどない。
請求項(抜粋):
回転軸に取り付けられた転がり軸受の内輪回転時の振動・音響を測定する際に、前記軸受にラジアル荷重を加えるための、転がり軸受の振動・音響測定用ラジアル荷重装置において、てこ(梃子)と、そのてこの腕の一端に取り付けられたおもりと、前記てこの腕の他端に取り付けられ、先端が前記軸受の外輪を垂直に押圧して、前記ラジアル荷重を加える低剛性、弾性の突起とを具備することを特徴とする、転がり軸受の振動・音響測定用ラジアル荷重装置。

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