特許
J-GLOBAL ID:200903043074281091

血圧測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-031546
公開番号(公開出願番号):特開平5-192305
出願日: 1992年01月21日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 生体表面の動脈上を押圧する面圧センサを用いて動脈内の絶対圧である血圧値を好適な精度で測定し得る血圧測定装置を提供する。【構成】 面圧センサの押圧力を漸増させて橈骨動脈を押し潰す過程で面圧センサから連続的に出力された圧力信号SMに含まれる各圧脈波の上ピークを結ぶ曲線の第1直線aと第2直線cとの交点eに基づいて最高血圧値SYSを測定し、各圧脈波の下ピークを結ぶ曲線の第1直線bと第2直線dとの交点fに基づいて最低血圧値DIAを測定する。交点e,fは動脈血管が偏平に押し潰された時点すなわち面圧センサの押圧力が動脈内圧を僅かに越えた時点に対応することから、上記SYS,DIAは動脈内の絶対圧を好適に表す。
請求項(抜粋):
生体の表面の動脈上に押圧される押圧平面に設けられた圧力検出素子を有し、該動脈から発生する圧脈波を含む圧力信号を出力する面圧センサと、該面圧センサの押圧力を調節する押圧力調節手段とを備え、該面圧センサの押圧力を漸次変化させて該動脈を押し潰す過程で該面圧センサから逐次出力される圧力信号の大きさと該面圧センサの押圧力との2次元座標において該圧力信号に含まれる各圧脈波の上ピークを結ぶ曲線および下ピークを結ぶ曲線の少なくとも一方の曲線に基づいて最高血圧値および最低血圧値の少なくとも一方の血圧値を測定する血圧測定装置であって、前記曲線のうちの前記面圧センサの押圧力の変化に伴う変化が小さい平坦部分を近似的に表す第1直線を決定する第1直線決定手段と、前記曲線のうちの前記平坦部分から立ち上がる傾斜部分を近似的に表す第2直線を決定する第2直線決定手段と、前記第1直線決定手段により決定された第1直線と前記第2直線決定手段により決定された第2直線との交点に基づいて前記血圧値を決定する血圧値決定手段とを含むことを特徴とする血圧測定装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-156321

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