特許
J-GLOBAL ID:200903043076583605

作業機の油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-024320
公開番号(公開出願番号):特開平9-217385
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【目的】 アームの負荷圧がどのような大きさであっても、アームシリンダおよび予備アクチュエータに常に適切な流量配分を行うことができ、ひいては、常に良好な操作感覚を得ることができる作業機の油圧回路を提供すること。【構成】 アーム操作レバー3Lの操作量に比例したパイロット圧がアーム用方向切換弁2A2 に与えられてアームシリンダ3が駆動される。予備操作レバー4Lの操作量に比例したパイロット圧が予備用方向切換弁2A2 に与えられて予備アクチュエータ4が駆動される。両者の複合操作中、アームシリンダ3の押し側圧力が管路18から制御弁19に供給され、当該圧力に応じてこれを切り換え、アーム用方向切換弁2A2 に与えられたパイロット圧は管路17を通り制御弁19で減圧されて可変絞り弁12に与えられてこれを絞る。この絞りにより、アームシリンダ3と予備アクチュエータ4に適切な流量配分を行うことができる。
請求項(抜粋):
油圧ポンプと、この油圧ポンプの圧油により駆動されるアームシリンダおよび予備アクチュエータと、前記油圧ポンプに並列に接続されて前記アームシリンダの駆動および前記予備アクチュエータの駆動をそれぞれ制御するアーム用方向切換弁および予備用方向切換弁と、これらアーム用方向切換弁および予備用方向切換弁をそれぞれパイロット圧により駆動するアーム操作レバーおよび予備操作レバーと、前記油圧ポンプと前記予備用方向切換弁との間に介在する可変絞り弁とを備えた作業機の油圧回路において、前記アーム操作レバーが操作されたときそのパイロット圧を前記可変絞り弁に導いてこれを絞り状態とする管路と、この管路に介在し前記アームシリンダの負荷圧に応じて前記管路のパイロット圧を減圧する制御弁とを設けたことを特徴とする作業機械の油圧回路。

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