特許
J-GLOBAL ID:200903043078314830

電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-292324
公開番号(公開出願番号):特開平5-097043
出願日: 1991年10月10日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 CPU を2重系とした場合のフェイルセーフ制御の誤動作を抑止し、CPU の異常監視の信頼性を向上させる。【構成】 メインCPU 1の A/D変換器用電源電圧AVDDを抵抗器4にて分圧し、分圧された電圧である監視用電圧AVM をサブCPU 2へ与えるようにしてある。サブCPU 2は、監視用電圧AVM を該サブCPU 2の A/D変換器用電源電圧AVDDに基づいてA/D変換し、そのA/D変換結果と、その標準値との関係を求め、求めた関係に基づいて、サブCPU 2におけるアナログ検出信号に対するA/D変換結果を補正し、その補正結果に基づいて、サブCPU 2は操舵補助関連データ(モータ駆動電流)を求めるようにしてある。サブCPU 2はこのようにして求めた操舵補助関連データと、メインCPU 1で求められる操舵補助関連データ(モータ駆動電流)とを比較することによってメインCPU 1の動作を監視する。
請求項(抜粋):
操舵補助のために与えられるアナログ検出信号を第1の電源回路から与えられる第1の基準電圧に基づいてA/D変換し、そのA/D変換結果に基づいて第1の操舵補助関連データを求め、求めた第1の操舵補助関連データを用いて操舵補助制御を行う第1CPUと、前記アナログ検出信号を第2の電源回路から与えられる第2の基準電圧に基づいてA/D変換し、そのA/D変換結果に基づいて第2の操舵補助関連データを求め、求めた第2の操舵補助関連データと前記第1の操舵補助関連データとを比較することによって前記第1CPUの異常動作を監視する制御を行う第2CPUとを備えた電動パワーステアリング装置において、前記第2CPUにおける監視用電圧のA/D変換結果と、予め定められた前記監視用電圧のA/D変換結果の標準値との関係を求める手段と、該手段で求められた関係に基づいて、前記第2CPUにおけるアナログ検出信号に対するA/D変換結果を補正する手段とを備え、該手段の補正結果に基づいて前記第2の操舵補助関連データを求めるようにしてあることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (5件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D101:00 ,  B62D119:00 ,  B62D127:00

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