特許
J-GLOBAL ID:200903043080501079

対流循環融雪装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川成 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-173657
公開番号(公開出願番号):特開平8-013441
出願日: 1994年07月01日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 一定適量の融雪媒体水が地球地層に温存される地熱を収集したり、放熱で自然科学対流循環によって繰り返し継続の融雪を行う対流循環融雪装置の提供を目的とする。【構成】 単体収熱槽は上下室を直接連通する斜め下向き融雪配管で、また2個以上の単体収熱槽でなるものにあっては、左右一対に相対する単体収熱槽を斜め下向き襷掛け融雪配管で連通することで、内部の融雪媒体水は融雪路面で対流循環放熱して融雪冷却還元液となり、斜め下向き襷掛け融雪配管を通って、相対する単体収熱槽の地熱収集井戸に至り、地熱を収集して融雪地熱液に蘇生するよう構成されている。
請求項(抜粋):
単体収熱槽(1A)と、この単体収熱槽に配管された斜め下向き融雪配管(1B)とから構成され、単体収熱槽(1A)は、地層(4)に垂直状態で埋設された地熱収集井戸(1A1)と、この地熱収集井戸の上面に連結され、かつ融雪舗装面(5)に埋設状態で配設された地熱液分離槽(1A2)とから構成され、地熱収集井戸(1A1)は、底を有する縦パイプ状の地熱収集ケーシング(1A11)と、この地熱収集ケーシング内に設けられた断熱循環筒(1A12)とで構成され、この断熱循環筒の外側には下向きの流路(1A13)が形成され、地熱液分離槽(1A2)は、槽ケース(1A24)と、この槽ケース内に水平に張設された断熱分離板(1A25)によって形成された上方の地熱液貯留室(1A26)と、下方の冷却液還元室(1A27)とから構成され、かつ断熱分離板には地熱収集井戸の断熱循環筒(1A12)が連通され、斜め下向き融雪配管(1B)は、単体収熱槽(1A)の上方の地熱液貯留室(1A26)と、下方の冷却液還元室(1A27)間に張設連通されていると共に、所定範囲の融雪舗装面(5)内に配管され、内部には融雪媒体水(W)が充填されていることを特徴とする対流循環融雪装置。
IPC (2件):
E01H 5/10 ,  E01C 11/26

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