特許

J-GLOBAL ID：200903043089680090

導電性粉末及びその製造方法

発明者： 林 尚男 ,  中原 邦朗 ,  瓦谷 浩一 ,  島村 宏之
出願人/特許権者： 三井金属鉱業株式会社
代理人 (1件)： 山下 穣平
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-137989
公開番号（公開出願番号）：特開平8-329735
出願日： 1995年06月05日
公開日（公表日）： 1996年12月13日
要約：

【要約】【構成】 硫酸バリウムの微粒子芯材とその表面を被覆している二酸化錫の被膜からなる粉体と、二酸化チタンの微粒子芯材とその表面を被覆している二酸化錫の被膜からなる粉体との粉体混合物であり、粉体混合物中の硫酸バリウム及び二酸化チタンの相対量がTiO2/(TiO2+BaSO4)=0.03〜0.40(重量比)を満足する量であり、二酸化錫が粉体混合物の30〜80重量%を占めており、粉体混合物の比電気抵抗値が100 〜103 Ω・cmであり、粉体混合物を用いて作成した塗膜の全光線透過率が15〜70%である、導電性粉末及びその製造方法。【効果】 本発明の導電性粉末は、基材に添加した際、透明性と隠蔽性のバランスが取れており、着色材による色調の調整を阻害せず、安価に製造でき、導電性が温度変化に対して安定しており、プラスチック中への高い分散性を有し、基材に添加した際にも、粉末の表面を被覆している被膜が剥離しない。

請求項（抜粋）：

硫酸バリウムの微粒子芯材とその表面を被覆している二酸化錫の被膜からなる粉体と、二酸化チタンの微粒子芯材とその表面を被覆している二酸化錫の被膜からなる粉体との粉体混合物であり、該粉体混合物中の硫酸バリウム及び二酸化チタンの相対量がTiO2 /(TiO2 +BaSO4 )=0.03〜0.40(重量比)を満足する量であり、二酸化錫が該粉体混合物の30〜80重量%を占めており、該粉体混合物の比電気抵抗値が100 〜103 Ω・cmであり、該粉体混合物を用いて作成した塗膜の全光線透過率が15〜70%であることを特徴とする導電性粉末。

IPC (3件)：

H01B 1/08 ,  C01G 19/02 ,  H01B 1/00

FI (3件)：

H01B 1/08 ,  C01G 19/02 B ,  H01B 1/00 D

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 導電性フィラー及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-242041   出願人：三井金属鉱業株式会社, メタルゲゼルシャフトアクチエンゲゼルシャフト